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   <title>主任中瀬のつぶやきBLOG</title>
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   <subtitle>dobachou.net トップ日常blog</subtitle>
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   <title>新たなスタート</title>
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   <published>2010-04-10T10:47:56Z</published>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      この春から中瀬さんは金沢美術工芸大学の教授に就任されました。
そのためこのblogは終了いたします。
ですが、このblogは残したいと思います。
長い間ご愛読ありがとうございました。

そして今、次なる新しいblogの準備をしておします。
『講師blog』として彫刻科講師６人がランダムに書き込むものにしたいと思っております。
もうしばらくお待ちください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新主任　西嶋雄志


      
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   <title>卒業</title>
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   <published>2010-03-03T07:58:14Z</published>
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   <summary>それぞれがそれぞれに最後の自分の課題に向き合い、明日の試験へと向かいます。 彫刻...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[それぞれがそれぞれに最後の自分の課題に向き合い、明日の試験へと向かいます。
彫刻という表現への基礎訓練が、果たして自分をどれだけ成長させたでしょうか。
明日はその自分の成長への軌跡を思い起こし、その喜びを表現して来てください。
誰もみな、今できる最大の事をやり遂げて、卒業と致します。

中瀬
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<img alt="kannsha.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/kannsha.jpg" width="450" height="281" />

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   <title>自画像</title>
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   <published>2010-02-10T05:54:48Z</published>
   <updated>2010-02-20T06:47:51Z</updated>
   
   <summary>受験の出題課題に「自画像」が頻繁に出題される。うがった見方をすれば女性の受験者を...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[受験の出題課題に「自画像」が頻繁に出題される。うがった見方をすれば女性の受験者を見分ける、モチーフ要らずで予算軽減。どちらにしろ大学にとってはとても有効なのだろう。しかし、私にはこうして自画像を本気でしっかり描いた記憶がまるで無いのだが、思い出すのは好きだったゴッホのあの痛々しい切り取った耳を包帯で覆った顔、そしてやはり青年期に憧れであった青木繁の描いた自画像、また「海の幸」に描かれた集団の中からこちらを見る顔だろうか。なんとも懐かしい・・。いや、話しはそんなことではないのだが、いざ、受験の為の自画像となると、はたして大学はいったい何を求めての出題なのかと本気で仕事上考えざるおえない。自画像が自分を客観的に見つめる為の自己探求、これが近年の最も主たる目標であろう。様々なポーズや多種多様な表現により自己の内面や存在表現を試みる。
とりわけ彫刻では、基本的形態の把握表現から塑造による表現では難しい「目」に意志を込めた表現までも加わって、取りあえず受験レベルでの表現の方程式なるものが出来上がっている。だからこそ、こうした表現の苦手な学生にはまったく合理的な「対策」を講じる。が、ここが美術の難しいところ。イメージを作りあげるセンスや美的な意識というものは、今、明日という訳にはいかないのだ。合理的で形式的な方法論だけを持って「教え込む」ことがなかなか難しい。
自分が自分を覗き込む。自分が他者となって自分を見つめる。自らをディレクションする才。大それたことでもあり、ナルシスト的であり、客観的で且つ冷静でもある。
女性の朝の身支度でもおよそ長くて１０分(？)、男なら１週間鏡要らずということも。受験生は今日も６時間という長き時間を自分の顔と対峙する。取りあえずはマイワールドに徹底的に浸ってみることだろうか。

<img alt="jigazouyamato.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/jigazouyamato.jpg" width="200" height="207" />
自画像の為の個人データーより／M.Yさんの目より

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   <title>これから本番、卒業生</title>
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   <published>2010-02-05T10:41:36Z</published>
   <updated>2010-02-08T11:01:33Z</updated>
   
   <summary>早起きして上野へ。お〜！懐かしき東京芸術大学。受験稼業と大学とは関係が強いとは言...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[早起きして上野へ。お〜！懐かしき東京芸術大学。受験稼業と大学とは関係が強いとは言え、こうして母校の芸大に来るのもこの時期の卒業制作展くらい。懐かしさはあっても当然のごとくあまり用事はない。

それにしても「上野はやっぱりいいなぁ〜・・・！」と、９年間も通った道の記憶を辿りながら清々し冬の空気を吸い込む。　
ゆったり時間があるのでまずは大学のアトリエと大学美術館で展示の修了展示へ。
職業柄、懐かしい学生達に遭遇し話し込む。こんな時ばかりは「けっこう友達多いじゃない？！！」なんてまんざらでもなく単純に嬉しい。

今は大分慣れたのだが「あの学生がこんなになっちゃったの！」と本当に驚く。
考えて見れば自分も通って来た道だし当たり前なのだが、不思議に思えてしまうのだ。そして大概はそれぞれ作品制作のための技術や手法も私以上に身につけていて、あらためて驚くやらビビるやら嬉しいやら。

それでもそれはそれ、ひとつひとつの作品の自己評価を加えながら鑑賞していく。目はまるで芸能スカウトのように、そして若きエネルギーを吸い込もうとする吸血鬼のように。

老い行く作家はそれなりに必死なのだ。

卒業生諸君！闘いはこれからなのだよ！同じ境遇での作家活動。１００年越しの恋のように最後まで諦めずに頑張っていきましょうね。

<img alt="ikesima.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/ikesima.jpg" width="455" height="270" />
大学院修了で美術館にて展示の松下さん、そして講習会でも講師として手伝っていただいている池島君。超美技のその作品。見事です。

<img alt="kinenn.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/kinenn.jpg" width="450" height="338" />
これもどばた出身の松岡君の作品の前で勝手に記念撮影。ほとんど、いやかなり変態に近いこの構成とイメージに心は『万歳！』というか脱帽で。こんな発想と価値観、僕にはありません・・。

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   <title>雪が暖かい</title>
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   <published>2010-02-05T08:57:23Z</published>
   <updated>2010-02-05T10:40:11Z</updated>
   
   <summary>全国的に雪。東京は今年一番のハンパじゃない雪となった。 それにしても、案の定まっ...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[全国的に雪。東京は今年一番のハンパじゃない雪となった。
それにしても、案の定まったくあっけなく首都圏の交通網は分断、麻痺。天気予報で誰もが大雪となると知っていてのこの状況なのがよくわからないが、きっと事故がないように、ピリピリの緊張感の中で働いている沢山の人がいるのだと想像する。

　一方で授業を終えた学生等は嬉々として、はち切れ、はしゃいでいた。
みぞれ程度のべとべと雪でも彼等には童心になれる最高の瞬間のようで、見ていて思わずこちらもスキップ。こうしたハプニングは世の中のお父さん方には悪いがなかなかいい。

　翌日の公園。残った雪が輝いてこれもなんと気持ちいい。卒業制作展の美大への道、晴れやかに澄んで雪も祝いの白となって祝福しているかのよう。
　
結局、雪のため帰宅できなかった睡眠不足の私に、朝の光がぁあ〜まぶしい・・・・。

<img alt="yukiueno.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/yukiueno.jpg" width="450" height="170" />
芸大の卒展に向かう早朝の上野公園にて。]]>
      
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   <title>うれしいをもってかえる</title>
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   <published>2010-01-21T06:16:00Z</published>
   <updated>2010-02-05T08:53:50Z</updated>
   
   <summary>直前講習も始まり、実戦に向けたカリキュラムも怒濤のように加わって、入れ替わり立ち...</summary>
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      <![CDATA[直前講習も始まり、実戦に向けたカリキュラムも怒濤のように加わって、入れ替わり立ち替わりで、モチーフも「忙しい」。彫刻の体力的、肉体的、物質的なモチーフと比べ、この時期の日本画やデザイン科のモチーフはさすがに少々うらやましい。市場に出される一足早い季節もののモチーフが加わってこちらの心も踊る。余ったモチーフもご覧の通り、春の香りが漂い、なんと言うか、もう合格さえも自分のものにしてしまったようなそんな明るさを放出している。
通る学生が一輪手にうきうきの笑顔がいい。これから本番の殺伐さに「お花、一本いかがでしょうか？」その晴れやかさで合格も頂き！といきたいですね。風邪などひきませんように。

<img alt="201001211437000.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/201001211437000.jpg" width="240" height="427" />
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   <title>ふつうじゃなくて</title>
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   <published>2010-01-21T05:53:02Z</published>
   <updated>2010-01-21T06:14:09Z</updated>
   
   <summary>受験生も忙しくなって、与えられる課題もたくさんで整理片付けもままならず、制作のア...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[受験生も忙しくなって、与えられる課題もたくさんで整理片付けもままならず、制作のアトリエから外に出されたモチーフもあちらこちらにと散在し始める。生徒にとっては「そんな場合じゃない」のだ。環境悪化は制作にも影響するので、さしずめ、ため息まじりの親のごとく、かたづけ、掃除のおじさんになって環境美化に何気なく貢献する。
様々ある彫刻の為のモチーフ。こうした動物の骨もそのひとつ。その中でも牛骨は最も一般にあるもの。牛丼うまい！とデフレも加わって毎日食する膨大な肉の背景には勿論「生」の牛がいる。それにしてもだ・・。この光景は一般的に見れば「ふつうじゃない」。
居並ぶこれだけの骨。暗やみに引き込むようなその存在感は「ふつう」にはかなり異常な光景なのだと思う。
美術家はふつうの中にあるふつうではない出来ごとやものを発見する。そしてそれが高じるともうふつうの人ではなくなっていたりする。本来ならふつうでありたいと願う事の方がきっとふつうではない新鮮な何かが発見できるのだろう。

にやりにやり嗤う牛骨達のざわめきが聞こえる。
受験生のみなさん、少し落ち着いてアクシデンとのないように、しっかり理性を保ちながら、周りの環境も整えながら参りましょうね。

<img alt="201001211438000.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/201001211438000.jpg" width="427" height="240" />]]>
      
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   <title>軽やかに舞う</title>
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   <published>2010-01-20T06:04:54Z</published>
   <updated>2010-01-20T12:23:34Z</updated>
   
   <summary>センター試験も終わり、皆、一山超えたような顔。うまくなんとか乗り切れた様子である...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[センター試験も終わり、皆、一山超えたような顔。うまくなんとか乗り切れた様子である。
すかさず「コンクール」で、なんとも休む間も無い。ここが踏ん張り所なのだし、この日の為に準備して来たのだから、もう迷わずに突き進むだけ。一方で、我々指導陣にとっては逆に静かな時間となる。念力やテレパシーで応援はできてもあとは学生まかせなのだから、こちらもこれから一緒に闘う為の養分注入期間となる。
というわけで、私も注入すべく、東京都現代美術館の「レベッカ・ホルン展ー静かな叛乱 鴉と鯨の対話」、そして鎌倉にある神奈川県立近代美術館「内藤礼　すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」へ行って来た。年代的には差があるが、ドイツ、日本を代表するどちらも女性作家である。

ご承知のように、近年の彫刻を目指す女性の増加は驚くばかり。昨年度の芸大合格者の半数は女性だったし、広島に至っては昨年度の入学者は全員女性だとも聞いている。
　男性の中性化は別としても、彫刻という領域での女性作家の活躍は、多くの視点や可能性へと開かれる光に満ちている。

いざ、これから始まる受験という闘いも、毎年のことながら一歩も二歩も女性リードといった感がある。大きく空を抱えながら、軽やかにそれぞれの春に向けて走り出してほしい。

　　　
<img alt="201001191149001.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/201001191149001.jpg" width="240" height="427" />
内藤礼の風で空に舞うリボンによる作品。タイトル「精霊」（見えるかな・・・）]]>
      
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   <title>謹賀新年</title>
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   <published>2010-01-05T04:49:30Z</published>
   <updated>2010-01-05T05:00:10Z</updated>
   
   <summary>あけましておめでとうございます。 なんていいながら、みんなそんな気分じゃなくて、...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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         <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dobachou.net/nakaseblog/">
      <![CDATA[あけましておめでとうございます。
なんていいながら、みんなそんな気分じゃなくて、必死必死の毎日、年越しだったかもしれませんね。私も年明けからの個展を控え、受験生同様、毎日が怒濤の戦いで過ぎていきました。
それでも、久しぶりの学生諸君の顔はなんだか力が抜けていて、食べるものもしっかり食べて、睡眠もたっぷり、といった健やかな顔してましたね。
　近頃は地方出身者もかなり減って、郷土色が豊かという感じではないのですが、それでも帰郷組の話しはとても新鮮ですね。
　多種多様。そんな坩堝（るつぼ）のような混色状態が活気に満ちていていいですね。著名アーティスト達の根源も生まれ育った環境、そしてこうした多くの人達との交流から生まれたと言っても過言ではないでしょう。交わす言葉も無言のライバル心も、きっと何かを生み出す要素となるのでしょう。
<img alt="KINNGA.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/KINNGA.jpg" width="450" height="299" />

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   <title>３６５／３６５</title>
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   <published>2009-12-30T09:48:36Z</published>
   <updated>2009-12-30T10:04:23Z</updated>
   
   <summary>講習会最後、そして今年最後の授業が終わった。 最後の課題は総勢７６名による力試し...</summary>
   <author>
      <name>彫刻科主任</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dobachou.net/nakaseblog/">
      <![CDATA[講習会最後、そして今年最後の授業が終わった。
最後の課題は総勢７６名による力試しのコンクール。
泣き笑いもあるが、それぞれの結果にそれぞれの一年を思い起こしたのかもしれない。
様々な場所から集った、キャリアも違う学生の交流の日々も、取りあえずしばしの休みとなる。
良い緊張感を持続しながらまた新年に会いましょう。

<img alt="saigomatome.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/saigomatome.jpg" width="441" height="175" />

当校、彫刻科の最高齢は７０歳を超えた女性。この一年をデッサン、塑造へと弛まずチャレンジしてきた。
これが今年最後のデッサン。
このバランス、この微妙なハーフトーンによる表現力。
外界の光の中で負けることなく、しっかりと存在感を発揮していました。
合わせて、本当にお疲れさまでした。
こうありたい、と思える、その熱意に感謝です。

<img alt="aoyama.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/aoyama.jpg" width="450" height="299" />

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   <title>東北の人</title>
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   <published>2009-12-04T00:43:02Z</published>
   <updated>2009-12-23T10:23:23Z</updated>
   
   <summary>「松岡圭介 -蠢くひとがた-展」へ行きました。 　初日のオープニングへ出かけ、久...</summary>
   <author>
      <name>彫刻科主任</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dobachou.net/nakaseblog/">
      <![CDATA[「松岡圭介 -蠢くひとがた-展」へ行きました。
　初日のオープニングへ出かけ、久しぶりの再会。彼は東北芸術工科大学で彫刻を学び、上京し当校彫刻の教務として３年間働きながら作家活動をし、その間多くの賞にも輝きました。そして昨年帰郷し、地元ホテルで働きながらの制作活動を継続しているとのこと。作品制作の為には労を惜しまない、そんな人だけが彫刻家として残っていく、そんな世界でもあることが彼の態度からも伝わってきます。
　多くはありませんが、すいどーばたからも地方の大学へと進学していきます。自ずと発表をしなければこの世界では消えて行くことになるのですが、それでも様々な素材に接し、立体の感覚を研ぎすました訓練で得たものは何かに役立っていくのでしょう。
　作品制作のイメージの根幹が、体験した多くの経験から来ることを考えると、東京以上に特化した文化や自然を持つこうした場での体験は、きっと人生に大きな影響をもたらすことになるのだと思う。
松岡君の作品のとてつもない存在が、まるで東北の森の深さまで伝えてるようで、頼もしく、そしてさらに驚きでもありました。

<img alt="2009_12matsuoka_m.jpg" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/2009_12matsuoka_m.jpg" width="250" height="326" />]]>
      
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   <title>地平線</title>
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   <published>2009-12-02T14:49:20Z</published>
   <updated>2009-12-04T00:35:22Z</updated>
   
   <summary>都市を歩いていて空を仰ぎ見ることは少ない。ましてや地平線など意識的に感じない限り...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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         <category term="日常" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[都市を歩いていて空を仰ぎ見ることは少ない。ましてや地平線など意識的に感じない限りその存在さえ忘れてしまう。こんな時はやはり旅へでも思うのは私だけだろうか。一本の地平線を見ることは水平線を見ること以上に稀である。いつだっか夜の都庁の展望台から３６０°の都内を一望したことがある。累々と続く灯りとその建造物に圧倒され、文明というよりも信じがたい程の人間のエネルギーを感じて、単純に「はぁ〜・・！」とため息が出たことを思い出す。ひとつの地平線に交わるように１本立つ。そんな光景を思い、私ならどんなものを立たせるのかと想像し。圧倒される程に林立するビルの間から地平を想像してみる。

<img alt="NEC_0029.JPG" src="http://www.dobachou.net/nakaseblog/NEC_0029.JPG" width="450" height="338" />
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   <title>鉄の哲人</title>
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   <published>2009-11-27T14:49:20Z</published>
   <updated>2009-12-04T00:18:50Z</updated>
   
   <summary>先日、以前から決めていたインタビューの為に、今年度から多摩美術大学の教授となられ...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[先日、以前から決めていたインタビューの為に、今年度から多摩美術大学の教授となられた多和圭三さんを訪ねた。そう、鉄を叩いて何十年、という日本を代表する「鉄」の作家のひとりである。八王子から大学直行のバスに揺られ、横浜へ向かう１６号を２０分程。丘の上に聳える天空都市のような大学キャンバスの最奥。整備された急斜面をゆっくり登り切ってやっと着く。久しぶりの再会ではあるが、多和さんの風貌は例の如く野を行く仏師のよう。出迎えてくれた姿はさらに冬の厚着で丸々となって、さらに迫力を増している。インタビューは多和氏の研究室でおよそ１時間。そして大学内を案内いただきながら見学。途中多くのどばた出身学生達に声をかけられたり、また発見したりとなんとも懐かしく、いい一日となった。
なんというか、世代的にも同じという親近感もあり、生きること、表現することの関係の視点が共感する。中身に関しては後日「インタビューコーナー」で詳しく。ご期待を！！

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製作中作品の前で（多摩美金属棟にて）]]>
      
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   <title>木を植えた人</title>
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   <published>2009-11-24T01:33:55Z</published>
   <updated>2009-11-27T15:19:53Z</updated>
   
   <summary>『木を植えた人』 そのタイトルに引かれて、ささやかな冊子を手にしたのはいつの事だ...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[『木を植えた人』
そのタイトルに引かれて、ささやかな冊子を手にしたのはいつの事だったか。それは１９世紀末、フランス南部マノスクで生まれ、生涯その地を離れず、小説、詩、劇、翻訳など広範囲にわたる作品で人々を魅了した、作家ジャン・ジオノの実話ともとれる感動的で荘厳な物語である。
　退職した一人の男が、荒涼とした土地に何十年にも渡って毎日毎日、種を植え続け、その地が信じ難い程の森に変わり、多くの人々に幸せをもたらした、そんな話しなのだが、その感動を伝えるには私はあまりに稚拙で表現の手法を持たない。

巻頭、こんな語りがある。
「ある人は真になみはずれた人物であるかどうかは、好運にも長年にわたってその人の活動を見続けることができた時に、初めてよく解る。もしその人の活動が、類いまれな高潔さによるもので、少しのエゴイズムも含まず、しかもまったく見返りを求めないもの、そしてこの世に何かを残していくものであることは確かなならば、あなたはまちがいなく忘れがたい人物の前にいるのである。」と。

　私はこの話しを読み終えた時、ある作家を想像した。私にとって忘れ得ぬその作家、小林　潔史は若くしてこの世を去ったのだが、彼は将に日々、自分の中の宇宙たる芽を形にしていった。休まず弛まず心に湧きい出るイメージを大地にも似たる球体に乗せて。その数およそ６０００。
膨大な数の、小さな小さな夢のような命の種は、風を受け光を浴びてひたすら宇宙へ広がる森となった。
今もなお、こうありたい、と願える、そんな忘れ得ぬ作家である。

カタログ　　
KIYOSI KOBAYASI
WORKS
小林　潔史

1989-1994
『光のかたちを求めて』

より

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   <title>浜松／天空の森たそがれ</title>
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   <published>2009-11-07T06:09:54Z</published>
   <updated>2009-11-12T15:08:48Z</updated>
   
   <summary>今年最後の出張となる浜松へ。とどめの日帰り往復１０時間の移動は、省エネとはほど遠...</summary>
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      <name>彫刻科主任</name>
      
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      <![CDATA[今年最後の出張となる浜松へ。とどめの日帰り往復１０時間の移動は、省エネとはほど遠く、かなりハードなスケジュール。駅前で各科(油画、日本画、デザイン）代表と恒例の「うなぎ」で気合いを入れ、いざタクシーに体押し込み目的の「浜松学芸高校」へ。
　現地高校では各科にそれぞれ散り受験指導。こちらの学校も類い漏れず彫刻科は女子校化したかのように男子ゼロの純粋培養。指導の先生も女性となると将に「花の園」なのだが、現実はなんのなんの「工事現場」さながらで、足の踏み場も無い程に物と熱気でムンムン。戸惑う私を察して、天気もいいので「青空指導」へと選択の余地無く切り替えてお天道様の下でのアドバイスの始まり。
昨今の受験の教育現場はどちらかと言えば、一般試験をまずは回避し推薦による受験中心で、この時期はポートフォリオや面接時の持ち込み作品の制作の追い込みと、なんとも慌ただしい。私もそれなりにノリノリに真剣に二時間程の指導を無事済ませ、沸騰するような気持ちの盛り上がりを冷ますように担当先生にご挨拶申し上げ退校。そして計画通りタクシーを避けてひとり駅に向け歩き出す。
　なんと言うか、道路が広い・・・。「土地がいっぱいあるのだな」、と単純に納得して両手を大きく振って闊歩闊歩！。何か解らないが取り敢えず仕事を終えた充実感と気分はルンルンルンなのだ。う〜ん、なかなか気持ちいい。
遠くに駅前のバブルの塔？アクトシティホテル浜松が聳えたっていて、駅への道は迷い用もなく、不安も吹き飛んで、目指すは出発時に垣間みた駅前の屋上庭園「天空の森？」。
程なく着いてさらに階段登り登って黄昏れて、人っ子一人も見当たらず。
　突然出現する広場の彫刻群が黒く影を作り、成長した木立もざわざわ揺れて何とも異様で異界。駅前の空には数千羽の鳥が渦を巻いて飛び交うおまけまで。そして眼下には帰宅を急ぐ人の群れ。何だかどっと疲れて、しばらく呆然。と言う訳で、どういう訳か写真も何も霞んでしまいました。

推薦での受験生さんたち、しっかり自己アピールしてくれるかな。
成功を祈ります！！　そして、我が儘行動を許してくれました同行先生の方々、ありがとうございました。m(__)m
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