« 2012年01月 | メイン | 2012年03月 »

2012年02月18日

●眼球がこぼれ落ちるまで

今、夜の空いた時間と場所をこそっと使ってデッサンをしています。
モチーフはベルヴェデーレ。
前からずっとベルヴェデーレの背中を描きたいと思っていました。自分にはあの背中がとてもエロチックで魅力的に見えるのです。

僕は、このデッサンを目がおかしくなるまで描き込みたいと思っています。エロチックな形のすべてを追い、そして知り、それらの形1つ1つが繋がって量となっていく実感を味わいたいと思っています。
そして、かのミケランジェロがベルヴェデーレから古典彫刻を学びとろうとしたことを追体験してみたいとさえ思っています。

僕はデッサンをする上で他人より自負出来ていると思えることが2つあります。
1つは姿勢が良いこと。やや海老反りな感じを常にキープします。もう1つはカッ!!!と目を見開いて画面とモチーフを見ること。眼球がこぼれ落ちそうなくらい目を見開いて全てを掌握したいと願います。
そうすると、そこにあるリズムが、なんだか画面の中に見えてくるようになります。光がそれを手助けしてくれます。


実技において大切なことはモチーフと自分の実技をどれだけ見比べられるかです。
だから、デッサンで細部を見て描写をしていく時も、モチーフとデッサンの全体像を見比べるときも、常に目をカッ!!!と見開き見比べます。
眼球がこぼれ落ちそうなくらい目を見開いて、描き込む仕事と全体像を見る仕事を何度も何度も繰り返しながら仕事をしていきます。そこには、観念的な言葉による実技の理解などほとんどありません。
もちろん構図やバランスは気にしますが。観察と比較を何度も繰り返し、それを目と手と光を使って1つ1つ拾い上げ、僕なりに丁寧に繋げていくだけです。


目を見開いてモチーフを見れば、必ずそこには答えがあり、リズムがあります。
それを見つけることは難しいことじゃありません。
もし、その答えを見つけることが難しいと考えるなら、いくつもの絡み合った糸を元通りにする最善の方法は何か、と言うことを考えて下さい。
その最善の方法は一番ほどけそうなものから1つ1つほどいていくことです。見えるものから描いていけばいいんです。


木炭紙倍判 描き出して約2時間の段階です。


芸大の試験まで約2週間。短いと思いますか?
いやいや、まだ2週間もあるんです。結果はいくらでも覆ります。
コンクールの結果が悪かろうがいくらでも覆ります。


僕の考えや見方には多少なり偏りがあり、故に変態的と人から言われたりもしますが、全ての実技において集中力と観察と比較が常に大切だと言うことは誰にとっても変わりはありません。
それを鋭敏に研ぎ澄ませていった者が最終的に勝ち残ります。そこには、浪人生も現役生も関係ありません。へこたれるのはまだ早いですよ。楽しくなるのはここからです。

虫本 文

2012年02月10日

●意味を見出す

DSC_2883.jpg

石膏デッサンを描く意味

それは、各個人によって捉え方があるかと思います。
私は、予備校を出た後にふと考える時がありました。

光がないと物が見えない?
空気を感じる?
存在を感じる?

自分が肌で感じていない事は、手に伝わってこない事が予備校を出て
分かりました。

デッサンで見えてくるものは本当に不思議です。

やらされている感覚をなんとか振り払い、自分の精神力と戦って下さい!
長い人生の中で、石膏と向き合える時間は残りわずかです!

劇的な光が当たると、稜線が明快に表れますね。

                           氷室 幸子

2012年02月03日

●高校生コンクールのお知らせ!

すいどーばた美術学院では、4月から新たに1・2・3年生になる高校生を対象に、デッサンコンクールを行います。
我こそはと思う人、現在の自分の実力を知りたい人、これから始める人、みんな集まれ!
koukoukon1.jpg

実施日 2012年3月20日(祝)9:30〜15:30(1時間休憩/制作可)
受講料 無 料 (木炭紙/画用紙は支給します)
持参物 描画材料、道具類は用意してありますが、使い慣れた自分の用具のある人は持参してください。(デッサン用具一式、カルトン、木炭、鉛筆、消し具、定着液など。)
     当日は昼食を用意してください。

詳細はこちら!クリック!

新高校1・2・3生なら誰でも参加OK。彫刻でも絵画でもデザインでも工芸でも、その他どのジャンル志望でもOK。すいどーばたに来たことない人でもOK、地方からの参加もOK!
この賞品は欲しいな〜!私が欲しい!!!デジイチですよ!!
これは是非彫刻科志望の学生が取って欲しいですね。
自分の作品撮影に使えます!
入賞目指してがんばってください!