理屈と感覚のバランス

こちらしゃくしゃくヒゴロクラスです〜。ちょっと雑談から失礼します。ラーメン屋さんに行った時に、メニューに「並盛り・大盛り何グラム」ってちゃんと書いてあるお店と「並盛り・大盛り」とだけ書いてあるお店がありますよね。計測した上でピッタリこの値というある種の安心感と、だいたいこれぐらいが丁度良いという感覚的なイメージ。この理屈と感覚の双方の程よいバランスを探っていくことが、実は模刻力向上に繋がるんです。模刻はまず絶対的な正解であるモチーフがあり、それを見ながら人間が手作業で再構築します。その行為を通してどんな力を養っているのか、模刻力とは何なのかをしっかり理解して取り組みましょう!理屈だけでもダメだし感覚だけになるのもダメなんです。あんまり多すぎるのは困るけど、まあでもラーメンならちょっと多く出て来たら嬉しいですが、模刻はそういう訳にはいきません。オーダー通りに作りましょう。

今回ちゃんとブルータス並盛りになっていた作品は4点!
そもそも模刻の本質は忠実な複製能力ではなく、対象を理解し再現する姿勢にあります。
この4点はそれぞれピッタリではないですが、ちゃんとブルータスのストライクゾーンを捉える判断が出来ていました。十分な模刻力を感じられます!

Ke.Kさん
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若干顔面が味濃いめではありますが、ブルータスらしい強い形を再現できています。

H.Sさん
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頭部は少し量を盛りすぎてしまってブルータス特有の角張った形態がまろやかになってしまったのは勿体ない!しかし、その欠点を補えるくらいに首像の醍醐味である首の設えと土の質感が魅力的です〜

N.Kさん
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若干縦が詰まってしまいましたが、首の付け根から脳天まで彫刻に軸がしっかり通ってます。陰の繋がりも気持ち良いです!


H.Oさん
こちらは中々のハイレベル!色んな角度からお見せしちゃいます。

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特に追加注文もクレームもありません、星三つです☆!!

最後に今里先生のデモンストレーション
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ベースの構造的な安定感とモチーフの風味を拾うような抑揚と遊び心を感じる粘土付け。とても今里先生らしい模刻です。決まったやり方を会得しようとするのではなく、自分にあったレシピを獲得することを目指しましょう!

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2026年10月13日 11:59に書いた記事です。

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