●熱い氷
真夏日が続く続くまだ続く。そしてそう、予備校にお盆も正月も無いこの現実。特に夏は忙しい。それに全ての夏休みを講習会に捧げる熱き若者と時を過ごすのだから半端じゃない。彼らにとっては一夏でも私には何十年と続いて来た夏でもある。この時期、利きすぎる程の冷房にゾッとしながらガラガラの通勤電車に乗るのも気楽でいのだが、何かギャップがある。やはり夏はあの鬱陶しい程の満員電車がいいのだ。夏は熱くて賑やかで雑踏に満ちたカオスがいいのだ。疲れ果てて汗だくになって飲むビールがいいのだ。夏を涼しく乗り切ろうなんて・・・甘い。
真っ赤な燃えるような「氷」の文字に「涼しさ」を感じながら、氷さえも熱く燃える夏を思い気合いを入れ直すのである。講習会諸君!もう少しがんばりましょう!!