« ラオコーンのデッサン | メイン | デッサンコース 裸婦立像 »

2013年07月30日

●烏骨鶏と名古屋コーチン塑造

今日の芸大Aクラスは鳥の塑造でした。
二日目に大きな仕事をして、鳥の特徴をつかんで来た学生が多く、姿勢として好感が持たれます。
モチーフの特徴を最後まで探り続ける観察が大事ですね。
幾つか作品を紹介します。

U.Tさんの烏骨鶏。
モチーフの烏骨鶏の特徴を素直に拾いだしています。バランスも良く自然ですね。
2013_07_30IMG_8823.jpg

Y.Fくんの烏骨鶏。
バランスが良く、烏骨鶏の流れをつかんでいます。張りの強さが出ると更に良いですね。
2013_07_30IMG_8814.jpg

S.Tくんの名古屋コーチン。
大きく作りつつも、形が抜けることなく詰めていけていますね。動きがもう少し自然になると更に良いでしょう。
2013_07_30IMG_8816.jpg

M.Kさんの烏骨鶏
自由に粘土が動き、表情豊かな作品です。柔らかさがありいいですね。断面の形を観察出来るとより安定感が出てくると思います。
2013_07_30IMG_8820.jpg

明日は石膏像の組モチーフです。狙いを持って構図を決めていきましょう。