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2011年05月08日

●前線 ART COMPANY [初陣]

すいどーばたOGの平井里依さん(金沢作家sato)の展示情報です。

<期間中のイベント>

5/2   アートプラント2011の紹介 
5/3  北海道のアートシーンの紹介や集まり
5/4  金沢北陸のアートシーンの紹介や集まり
5/5  みんなで話そう、アートについて(お茶会#1)
5/6  みんなで話そう、政治や原発(お茶会#2)
5/7  アートプラント2011のプレ(お茶会#3)
5/8  北海道のアートシーン(お茶会#4) 
    ※最終日は搬出の為、開場は17時までです。

震災、そして、原発事故。 
危うい国土、危うい政策、汚され続ける、海と空。
希望は、自分の意志を持った、個人と、連携。
ぼくは、そういう個人の一人として、作品を制作し、
展示すること、それを企画すること、
参加者を募ることで、個人同士の連携をはかっていきたいと思います。
 
今回の展示は、自分の彫刻、ドゥローイングと、
賛同してくれた5名のアーティストの作品、映像を展示します。

カフェギャラリーですので、気軽に、コミュニケーションの場になればいい
と思い、毎日違うテーマを企画しました。

こういう活動を、今回の被災者のため、
微力ですがつなげていきたいとおもいます。

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■展示会場:LwP asakusa(台東区花川戸2-14-3)
東武線浅草駅 北改札口より 徒歩5分
     銀座線浅草駅 5番出口より 徒歩6分
     都営浅草線  A5番出口より 徒歩10分

「富士サンダル」という大きな看板が目印です。
     「ホテル ミュー」の黄色い看板の二件隣りです。
http://lwp-a.jugem.jp/

■期間 5/2(Mon)~5/8(Sun) 11:00~20:00(8日17時まで)

■参加アーティスト: 

○千葉隆弘 http://zensenart.blogspot.com/
彫刻家。
今回は船をテーマにドゥローイングと、
不可思議な処理をなされた薄い鉄を使う彫刻を展示。

○里  
金沢で活動。
泥、土を地層のように積み上げる作品。
風化も含めた、時間の経過を一つの作品の中に凝縮する印象を受けます。
野外展時も辞さず、その場合は、作品がゆっくりと自然に変化をしていく。

○橋本拓也
金沢で活動、京都出身。
白いオニキスなど、不思議な石を素材に石彫する。
石という、抵抗力のある素材に、大理石よりきらきらと輝く白いオニキス。
非常に現代的な青年が石に向き合うと、こうなるのか?
という新鮮さを感じます。

○小野さやか 
彫刻家。今回は、アクセサリーを出展。普段の彫刻は、
自然に調和するような、優しさのあるものを作りますが、
アクセサリーはどんなものか気になります。

○加畑さおり 
流木等を組み合わせて、人体など有機的なものを連想する立体を制作。
組み合わせるときに縫い合わせるような手法を使い、印象的です。

○福森嵩広 
映像が主体のアーティスト。
例えば昨日と今日は違うが似ている。
コピーのよう。コピーと元絵の差、実像と投影された画像の差。
その差のあいだをなにげなくも、行き来してしまう映像作品をいろいろな
角度や素材、視点をつかって継続し制作。