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2010年04月30日

●クラス決め。

今日夕方から講師会議を開き、ゴールデンウイーク明けからの新クラスのメンバーを決めました。
例年と違う分け方をしましたので、皆さん楽しみにしていてください。
詳しくは5月6日朝のレクチャーのときにお知らせします。

それにしても今日のコンクールの全体講評は全然うまく話せなかった・・・。
緊張したのか、慣れない主任として力が入ったのか・・・、クドくなってしまった。深く反省です。
そのうち慣れるので勘弁を。
↓こんな風にふさぎ込んでいます。
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画像は春休みに行った彫刻の森美術館で撮ったゴームリーの作品。
私の好きな作家です。            西嶋雄志

2010年04月26日

●東雲のドライブ 

先日夜中に家族に起こされた。
「次男の具合が悪いの、救急病院に連れてってほしい!」
こういう場合すぐに飛び起き、容態を確認し、落ち着きながらしかるべき行動に移るようにしている。日頃の怠慢を帳消しにするかのように・・・
時刻は明け方の4:00、一日で一番さむい時間帯ではないか?車の準備をしながら手足が次第にかじかむ。
「今年の春は寒すぎる!しかも昨日は雪が降っていたではないか!」
逆上ぎみに一人叫ぶ。長男ひとり置いておくわけにはいかないので、熟睡中だが布団にくるんだまま車に詰め込む。
 程なくして病院に到着。そこは桜並木に面している高台のとても気持ちの良い場所なので、本来の目的以外に度々散歩に訪れていた。
 無用な院内感染を避ける為に長男と二人で布団にくるまりながら車中で待つことにした。そんな中、時間と共に外はゆっくりと確実に明るくなっていった。
「ドンドンあかるくなるネー朝がくるんだネー」
「こういうの朝明けって言うんだよ」
「・・・・・ふーん」
そんな会話をしながら、しばし日の出を眺めていた。
夜と朝を繋ぐ時間帯。神秘的な光はあまりにも劇的過ぎて、時間(日常)を感じないまま流れていく。
 目下の状況(次男の容態)は気になるが、これはこれで、たまには味わいたい朝のひとときだなと思った。

 たとえば、あえて米を炊くのに鍋と焚き火、野菜はもぎたて、魚は自分で採ったモノを、毎日は難しいけど口に運ぶまでのストーリーなど、日常と少しかえてみるだけで改めて感じる事は沢山あります。それはモノをみる視点が変わるキッカケにもなりますね。

※その後、僕と長男が家族の中で重症化してしまいました。(ナゼ?)ご迷惑をかけた方々スミマセン。

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山頂だと太陽のスバラシさを改めて感じます。        阿部光成

2010年04月20日

●西嶋雄志展 ー光りと存在とー

18日で、私の個展 -光と存在と- が終了し、今日作品を搬出してきました。
遠いところ足を運んでくださった皆様方、ありがとうございました。
会期中は記録的な強い風が吹いたり、とても暖かい日が続いたと思ったら、この時
期に雪がふったり。景色も日に日に緑が増え、花が次々と咲き、田んぼは
耕されと、行くたびに変化を楽しむことができました。
屋外に作品を展示したのは初めてだったので、いろいろ勉強に、なりまし
た。
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今回展示させていただいたメタルアートミュージアム 光の谷という美術館は、館長の北詰さんの私財で彫刻の展示のために作られ、娘さんの美和子さんと二人で管理運営されている彫刻家にとって、とても貴重な場所です。
天井が高く、光を多く取り込み、手入れの行き届いた庭は野外展示に使われ、印旛の景色も含めたとても気持ち良い空間です。
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常設の展示は北詰さんが長い時間をかけて収集した佐倉ゆかりの鋳金作家 香取秀真と津田信夫とその周辺の作家の作品300点のなかから入れ替えて展示され、企画の現代アートはひと月ごとに作家をピックアップして展示し、ケーブルTVに取材に来てもらい放映してもらったりして作家をバックアップしてくれます。
開館から15年になりますが、そのころにちょうど中瀬さんがすいどーばたの主任になったころで、この場所で個展を開き、当時のすいどーばたの学生を多数案内したそうです。
個人でこういった場所を維持するのは大変なことです。
私たちにできることは、良い作品つくり、多くの人に足を運んでもらうことです。
これから大学に入る皆さんも縁があればこちらで展示することになるかもしれません。
そのときには心して展示に向かってほしいと思います。
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メタルアートミュージアム 光の谷

西嶋雄志

2010年04月19日

●講師blog始める

このblogでは、「彫刻」をテーマに彫刻科講師6人がそれぞれの日常や興味を綴るものにしようと思います。
見に行った展示の紹介や、気になっている作家の紹介、影響を受けた作品。
受験に関しての情報、紹介。
日常の美しい風景や興味のあることがら。
受験生に対するメッセージ。
そして自分の作品や展示の紹介。

などなど、6人が思い思いに綴っていこうと思います。
乞うご期待!!

西嶋