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2022年10月30日

●個別強化週間 一皮剥けちゃうコース

昼間部の個別強化週間の中で行われた新たな視点を確立するためのコース「一皮剥けちゃうコース」の1週間の様子を紹介します!少数精鋭で内容の濃い課題になりましたね。

●まずはカーヴィング課題からスタートしました!
みなぎる拳を彫刻しなさい。
普段の塑像とは違って、塊の中に彫刻を見出す仕事は量を見切る目が養われます。みんなデッサンを描いたり紙を貼ったり、各々工夫して進めていましたね。


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完成した作品がこちらです!
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作品を並べた講評の景色も良い展示になりました。素晴らしい作品が出来ましたね!

●次の課題は塑像で質感描写と作り込みを実践する課題でした。ただ形をコピーすることを目的とするのではなく、そのものが過ごしてきた時間や成り立ちを読み解く、それが彫刻における観察です。

こちらが完成した作品です。
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こちらの作者はカボチャの表皮の質感を表現するために、石を使ってテクスチャーの描写を行なっていました。ここに表現と説明の大きな違いがありますね。彫刻科が目指すのはリアルではなくリアリティーです。


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●そして最後の課題は風景素描でした!
どばたを飛び出して池袋の街並みから各々の描きたい景色を素描する課題です。
課題に対して受身な姿勢では良い作品にはなりませんね。それぞれ何を狙いに設定するのか、散歩しながらリサーチ、それから制作です!行ってらっしゃ〜い


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みんないい場所選びましたね!
完成した作品がこちらです!

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良い絵が描けましたね。なかなか濃密な1週間でした、みんなお疲れさん!

2022年10月24日

●デモスト特集

公開コンクールの講評のあとは、講師&飛び入りOBでデモストを行いました。

制作時間は約2時間!

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制作後、どんなことに気をつけていたか、ここからどう進めるか、など各々解説。
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デモスト作品はこちらです。
デッサンも塑造も、一人ひとりアプローチが全く違いますね。

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様々な見方、進め方を見てみると
「この人の進め方、なんか参考にできるかも」というのが見つかるのではないでしょうか。
やり方に正解はありませんので、いろんな人から良いとこ取りして自分なりの取り組み方を見つけてください!

講師の皆さんお疲れ様でした〜!

2022年09月07日

●夜間部も2学期がスタート!

夜間部の初回の課題はカービングです。
年に1度あるか無いかの特別な課題。
普段は粘土でモデリングが主体です、真逆のベクトルで形に迫ることで一味違った感覚を得ると思います。

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大学では木彫、石彫と制作が困難な硬い素材ですが、今回はスタイロフォームといった発泡素材を彫刻します。

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4日間でどこまで形にできるでしょうか?

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イメージ力と計画性が大事です、色々な角度から検証しましょう!

●2学期が始まりました!

本日から2学期が始まりました。

今日はクラス合同で構成レクチャーです。
面白いアイデアがどんどん出る人は良いですよね〜逆にアイデアが浮かばず、時間だけが過ぎていくフリーズ状態の学生もちらほら見かけます。

アイデアを出すにはどうすれば良いのか?
脳の嵐をベースにステップを踏まえたレクチャー内容でした。
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これでアイデア出しにおける大切で重要な事がハッキリしたと思います!

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あとは実践あるのみです!!


2022年05月30日

●描き出し特訓

有作先生のレクチャーを踏まえて、3時間の描き出し!

描き出しの時点でしっかりと完成をイメージし
構図やプロポーション、明暗、空間、動きなどなど
様々な点に注意しながら像を観察し、印象をガッチリ掴んでいきたいですね。

2点紹介します!

S.Oさん
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短時間でとても明快に捉えられています。

S.Mさん
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観念的な仕事や手癖が入らずに、ゆったりと像の持つ空間を捉えられています。

2022年05月26日

●彫刻史第一弾!

コンクールの講評後、午後からは阿部さんと野畑さんによる彫刻史!!

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まずは阿部さん
紀元前20000年から続く彫刻(具象彫刻)の歴史に触れます。
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前の時代の影響を受けながら、その時代時代によってどのように彫刻が発展していったのか、流れを見ていきました。

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古代彫刻から近代へ、そして現代へと繋がっていきます。


そしてここからは野畑さんにバトンタッチ!

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「抽象」って何?「コンセプチュアルアート」って??
じゃあそもそも「彫刻」ってどっからどこまでなの???

そんな、普段疑いを持たずに接している事柄に対して
今一度立ち止まって、ちゃんと自分で考えてみない?
そんなお話でした。

今回は時間の関係で、すごーく面白いところの入口を覗いたところで終わってしまいました。

次回、彫刻史第2弾を必ずやりたいと思っていますので
日程の発表をお待ちください〜


みんなそれぞれ、彫刻について、芸術について調べようと思っても
そもそも糸口がないとどう調べて良いかがわからず、難しいですよね。
今回はそのきっかけとなるようなお話だったかと思います。

今回知った中で、ちょっと気になる作家、心に引っかかった用語などをきっかけとして
各々で掘り下げていってもらえると良いなと思います。
学校という場所を離れると、その時点で知っていることを掘り下げることはできても、糸口を人から与えてもらうということは滅多になくなります。

こういった機会を大切に、楽しみながら学んでいきましょう!

2022年05月25日

●デッサンレクチャー〜

レクチャーも佳境に入って参りました。

今回は自他ともに認めるデッサンの鬼!小野講師によるデッサンレクチャーです。

まずはスライド180数枚を用いてデッサン論!ここでは技術的な話は一切なく、そもそもデッサンとは?デッサン力とは?と言った根幹をテーマに展開。他の科のデッサンの特徴など縦横無尽に横断し、図解の果てにデッサン曼陀羅が出現しました!

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要素を区分した描き出し例。分かりやすい〜

その後はデモストに移ります。デッサン中どんな事に注意しているのか?どういう心境なのか?見えたモチーフ(きっかけ)の状況を二次元に置き換える為に色々な角度から思考を張り巡らせます。木炭の削り方から炭を抑える指先のコンディションへのこだわりなど、沢山話も聴けました。

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デスケルは両手で!正しい角度で持つのだぞ〜

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レクチャー後は即実践!! 良いのが描けるぞ!!

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こちら小野先生のデモストです。(1時間)

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さらに進めて3.5時間。ここまで来れば集中して描写の仕事に入れますね。

2022年05月17日

●彫刻論 第一弾

来たる6月の自由制作に向けて、講師の彫刻論がありました!


まずは綾子さん

最近取り組んでいる作品の紹介から、なぜこのような制作の方向になったのか?その辺りを丁寧に話して下さいました。

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彫刻の可能性の半径を自分なりに広げていくような内容には勇気をもらえましたね。

そして自宅兼アトリエのお話もありました。自分でマンションをスケルトン状態からリフォーム!!
刺激になります〜


続いて阿部さん

スライドを使って、作品のこと、素材のこと、空間のことなど話していただきました。

そして今回も昨年に引き続き、実際に石に触れながら
制作の基本のこと、体の使い方など学んでいきました!

70キロもある石をどうすれば安全に人の力で動かすことができるのか?
彫刻、立体作品を造っていく上ではとても大切なことですね。

学生も4人一組で石を移動させました!

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せ〜のっ!!
麻布を使うと、力自慢の人でなくてもスイッと持ち上げることができました。
ちょっとした工夫と知識で、制作の幅が広がります。


最後は野畑さん

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最近の作品を簡潔に紹介!とても魅力的な形態や表情の彫刻たち。

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この粘土、乾燥するととてつもない強度を誇ります!

その後は作品の主素材である樹脂の種類の解説や、長年の研究の成果で開発したオリジナル粘土の
製造過程を惜しみなく披露!素材から作ってしまうなんて驚きでしたね〜

彫刻論第二弾は26日(木)の夜間です!!お楽しみに〜

2022年05月16日

●動物レクチャー

4月から様々なレクチャーが続いていますが
今回は動物レクチャーでした!

まずは動物塑造のポイントや取り組むときの意識、よくモチーフになる鳥の特徴などなど
大事な話が盛り沢山!

そのあとは普段は見られないケージの外で動き回る動物たちを観察
どんな風に歩くのか、種類によってどんな仕草の違いがあるのか
動いている姿から得られる情報ってとても多いですね。

また、塑造するにあたって真上から見た形が観察できる機会というのは貴重だと思います!

動物への理解がかなり深まった時間になったのではないでしょうか。


そして午後からは粘土クロッキー!
模刻や手でも粘土クロッキーをしましたが、本当に大事です。
力をつけたいなら、「他の人よりも1つでも多く粘土クロッキーするぞ」という気持ちで
「このクロッキーはこういう狙いでいこう」としっかり意識して、自主練してみると良いんじゃないかなと思います。
実技は質も量もどちらも大切です。

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こちら2点はデモストです↓
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2022年05月11日

●まずはウォーミングアップ!

今日から明日にかけての模刻課題がスタートしました!じっくり時間をかけれるこの時期に苦手意識を克服しておきたいですね。
ですがその前に、実は塑造でもクロッキーは重要です。まずはモチーフがどれくらいの量感なのか、どんな構成・動きをした彫刻なのか、それを知ることが大切です。最初からきっちり測ることが逆に遠回りになることもあります。クロッキーの中で粘土を大きく動かしながら、感覚的に捉えていきましょう。

まずは講師が30分クロッキーをやってみます。

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両者とも細部や正確性ではなく、もっと感覚的な印象を探っています。ブルータスはまず何と言ってもガツっとした量感が印象的ですね。メヂチにはその家柄を象徴するような華やかさがあります。作者は両方とも巨匠ミケランジェロ。同じ作者であっても、作品が生み出している空間にはそれぞれ違った魅力がありますね。粘土クロッキーのコツをあえて言うならば、短時間でその対象の魅力を引き出す、そんな感じではないでしょうか。

短時間でのクロッキーは最初は中々難しいと感じるかもしれませんが、積み重ねていくと効果が現れます。時間を見つけて自主的に取り組んでください。周りと差をつけるにはみんなと同じことをやっていても仕方ないですからね。人知れず影での努力が合格につながります!