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2023年05月26日

●萌え燃え↑あみ〜ご 手レクチャー

先週あみ〜ごクラスでは「手レクチャー」が行われました!
手は彫刻家の基本であり、一番身近と言ってもいいモチーフでもあります。
人体「手」一つ切り取っても、年齢、性別、心情、職業等様々な情報が詰め込まれているので、追求し甲斐のある部位です。
レクチャーでは実際に手を見ながら、面や構造、ポーズ、クロッキーをする上で捉えるべき所などを中心に、普段は見ないような視点で生徒に手を観察してもらいました。


それらを踏まえた後のクロッキーで秀作が大量に出ましたので、まとめて紹介します!!

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手首をしっかり捉えてます!

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面で捉えられてますね〜


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短い時間で比率を合わせてこれました


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指先の意識感じます!

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力の入れ具合が絶妙です

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見せ方、憎いですね〜!

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こちらは10分での制作!

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最後に嶋田先生のデモスト

作り出しでここまで作れたら上出来です。しかし、まだまだ高みは目指せます!夏に向けて盛り上げていきましょう!!

2023年05月22日

●萌え燃え↑あみ〜ご 円盤投げ

レクチャー後の萌え燃え↑あみ~ごクラスでは12時間かけてじっくり円盤投げをデッサンしてもらいました。
その中で「預かり!」というようなデッサンはまだありませんでしたが、良い捉え方が出来ていた作品が何点かあったので「預からずWebUP」として紹介致します!


H.Tさん
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奥に向かう頭部と手前の肩の関係でもう一歩見せ場が欲しいところですが、何より炭が冴えてますね!難しい位置ですがカッコいい絵になってますよ~!

S.Uさん
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もう少し下がっている肩の動きと形はシビアに追えますが、最初から最後まで無理することなく円盤投げを捉えられていました!作者の実力をしっかりと感じます!

M.Sさん
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立脚の方向と光側の空間等はもっと追及出来ますが、逆光側の炭が豊富で、とても目立っていました!
最後まで動きとプロポーションを修正することで、ちゃんと結果に繋がりましたね!この調子でお願いします!


惜しくも撮影にはなりませんでしたが、他にも目立っていたデッサンはあったので、次回以降期待します!
萌え燃え↑あみ~ご、まだまだこれからです!今年一年頑張って行きましょう!

●夜間 トルソレクチャー

先週の夜間部ではトルソレクチャーが行われました!
重たい円盤を持つことによって変化する両肩の傾き。グッと傾いた上半身を支える事で自然と生まれる立脚と遊脚、そして捻れ。
円盤というアイテムが生み出した、複雑な人体のバランス感覚が彫刻として見事に表現されています。
この像をデッサンに置き換えていくには、どのような意識で観察していけば良いのか、板書やデモンストレーションを交えてみっちりレクチャーしました!

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そんな中行われた嶋田先生のデモストを紹介します


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2h
大きな面性と頭部から脚にかかる重心の関係を早めに掴んでいきます。この仕事がどれだけ前半に高い精度を出すことが出来るのか、クロッキー力は大切ですね。
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描き進めても最初の意識は変わっていません。仕事の規模に変化があるのみです。


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7h生徒と共にじっくり描きました。上から下までの光と形の変化に神経が行き届いていますね~
流石の構造感、臨場感アリです!色々参考にしてみてください


トルソに限らず、デッサンでは色々意識しなければならない事が沢山ありますが、あくまで知識は観察軸の補助であり、知識のみではデッサンは描けません。
最終的には目の前のモチーフが全て教えてくれるので、沢山観察してモチーフと対話していきましょう!!

2023年04月27日

●夜間部 デッサン・模刻レクチャー

夜間部ではデッサンに引き続き、模刻レクチャーも行われました。
デッサンと同様に心棒のレクチャーや粘土の扱い方等の基礎的な所からの説明だったので、重要なポイントが再度認識できたのではないでしょうか。

レクチャー内で行われた嶋田先生のデモストを紹介します。
1h
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全体感を早めに決めていますね

3.5h
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空間と形に迫ります
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完成までのイメージを参考にしてください

続いて模刻
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3.5hでの制作です。まだ形は合い切っていませんが、ここから先安心して作り込めるベースができています。


模刻は写すのではなく、自分なりに巨匠の彫刻を解剖して再構築できるのが醍醐味だと思うので、モチーフの像に呑まれないよう楽しんでください!!

2023年04月24日

●夜間部 デッサンレクチャー

先週から夜間部は骨格レクチャーに引き続き、デッサンレクチャーが始まっています!
デッサンへ向かう姿勢や、道具の使い方、石膏を観察する意識まで嶋田先生が分かりやすくレクチャーしてくれました!
ここから3日間デモストも一緒に観られるので、沢山吸収して魅力的なデッサンを描いてください!


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●夜間部友人像part3

夜間部の学生は10日間かけて、骨格から友人を捉え、作ってもらいました!
今までには無かった新たな視点が加わった事によって、人間の頭部の構造的な見方がかなり増えたのではないでしょうか。 
じっくり制作してもらった甲斐もあり、良い首像が何点か出たので紹介します。


R.Sさん
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形はもっと攻めていけますが、友人の雰囲気を力まず捉える事ができました。似てます!


M.Sさん
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こちらの作者は「友人の風呂上がり」を想定しての制作だそうです。1本取られました!作品の狙いがしっかり伝わってます!
 


次回はデッサンレクチャーです!気合を入れていきましょう!!

2023年04月18日

●夜間部友人像 part2

今週の夜間部では、先週制作した友人頭骨首像に肉付けをしていきます。
ただただ量を付けて行くのではなく、筋肉をパーツ分けしたボリュームで付けて行く形で制作してもらっています。よって、筋肉と骨の関係性が顕になり、より仕組みが見えてくるのではないでしょうか。

制作風景です。
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首像で筋肉を意識すると、やはり首からの立ち上がりが気になりますね!
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首と言えば!鎖骨から乳様突起に繋がる胸鎖乳突筋です!しっかり流れを掴みましょう!
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顔面は眼球や顔周りの筋肉、表情筋の流れ方を意識します。
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今週も頑張りましょう〜

2023年04月12日

●夜間部骨格レクチャー

年度始めの授業は粘土です!
課題は骨格レクチャーからスタートします。
まずは参考資料とプロジェクターで人体首像を制作する上でのポイント、注意点を解説!

美術解剖学からの目線で骨格を解説していきます!
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頭部の筋肉も動かしながら確認し、仕組みを解説しました!
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レクチャー後は制作に移りました。課題は友人像ですが、友人の頭骨から制作してもらいます。
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来週からは制作した頭骨に肉付けをしていきます。
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参考資料(伊豆解剖学者、加藤公太ースケッチで学ぶ美術解剖学)

2022年11月11日

●夜間部 パジャントのデッサン

先日の夜間部で出た秀作を紹介します。

H.Mさん
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形態感と色調の噛み合わせがいいです。形の抵抗感があるデッサンになりました。


T.Uさん
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印象良く描き上げましたね! 組み立ても安定感あります。

2022年10月31日

●最近の夜間部

最近出た夜間部の実技を紹介します!

H.Mさん
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台座の歪みは惜しいものの、画面全体の安定感はなかなかの仕事です。
牛骨と石膏の差も良いですね。

S.Eさん
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逆光の印象を徹底的に抑え、質感表現が豊富な画面になりました。
見応えあります。

同じくS.Eさんの塑造
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手の柔らかさを優しい構成で表現できました。