●コンクール
入試直前講習が始まって、1回目のコンクールでした。
デッサンは円盤投げ、塑造は弥勒と手の構成。
制作時間は9時間です。
どちらも過去に出題されたことのある現実的な課題でしたね。
上位の作品を紹介します。
1位 K.Sさん(現役講習会生)
1位 M.Hさん
2位 M.Sさん
3位 S.Iさん
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入試直前講習が始まって、1回目のコンクールでした。
デッサンは円盤投げ、塑造は弥勒と手の構成。
制作時間は9時間です。
どちらも過去に出題されたことのある現実的な課題でしたね。
上位の作品を紹介します。
1位 K.Sさん(現役講習会生)
1位 M.Hさん
2位 M.Sさん
3位 S.Iさん
冬季講習最後、藝大模試の講評を行いました!
結果が良かった人も悪かった人も、今後の課題がはっきりと見えたのではないかと思います。
まずは一次試験。
モチーフはヘルメスでした。
1位 Y.Uさん
2位 Y.Kさん
二次試験はジョルジョの模刻でした。
1位 M.Hさん
明日からも気合い入れていきましょう!!
早いものでもう12月。
2学期末のコンクールを行いました!
まだまだ課題数は十分にあります。
焦らずに、改めて何が目的なのかをじっくりと考え、判断力をつけていきましょう。
石膏デッサンのモチーフはは奴隷でした。
1位から順に紹介します。
1位 M.Sさん
2位 S.Oさん
3位 M.Sさん
4位 S.Mさん
5位 M.Sさん
6位 M.Mさん
続いて、塑造はガッタメラータの模刻でした。
1位 M.Sさん
2位 M.Hさん
そして今回は素描も!
1位 S.Oさん
2位 R.Tさん
3位 Y.Mさん
個別強化週間 デッサンコースです。
初日から個々の課題に向かって様々な挑戦が見られ、秀作もザクザク出ています!
入試直前のような集中力で、アトリエに緊張感が漂っています。
とても良いですね。
M.Hさん
歪みやズレを少しずつ少しずつ潰して、安定した構造が見えてきました。
炭が形態に張り付いて、マルスらしい厚みを感じる描写ができています!
掴みましたね。この調子でいきましょう!
自画像なのでイニシャルは控えます。
とにかく顔まわりがかっこいい。
メガネの落とす影や、髪型のシャープな直線が効いていますね。
Y.Kさん
やり切った感ありますね。稜線という概念が体感で解ってからは仕上げや描き込み等の概念が全く変わってきます。模刻もどんどん変化してゆくのでそれを楽しんでください。
M.Tさん
炭のさえと形態の一致が最高に気持ち良いです!
H.Sさん
立ち上がるガツーンとした重量感がいいですね!景気付けの炭で思い切り始められました。
K.Hさん
陰の中の形を追ってゆく作業が空間からはみ出さずに板についてきました。成長してます!
M.Hさん
いいブルータスです。明暗を習得して、それで表現しきれないところを知り、形と再会を果たしつつあるいい時間。
M.Kさん
これもいいブルータス。明るい所の強い形に対して、暗いところが弱かったのを形態に掘り起こしてきました。
M.Sさん
倍版木炭紙。ベルベデーレのトルソ。かっこいい空間になっていますね!床のフラットネスが安定してからぐっと良くなりました!
Y.Mさん
ピロティーの自然光の臨場感がいいですね!中心に意図、テーマを持つことのできた良いデッサンだとおもいます。午後には翳ってしまう中で陰の中の形も粘って掘り起こせました。
自由制作前に行った素描を紹介します!
課題は「素敵な場を探し素描しなさい」でした。
S.Oさん
スッと見せ場に視線が誘導されるような構図選び、丁寧な描写が魅力的ですね。
しっとりと冷たいコンクリートの質感だったり、ここに座った時のちょっと湿ったような空気が伝わってきます。
K.Oさん
少し暗いどばたの1階から眺めると、外の景色は白く眩しい光に包まれているように見えます。
何気ない景色ですが、素直に現象を拾えていてリアリティがあります。
「暑くなってきたな〜」という感じがして良いですね。
M.Tさん
最初から狙いを持って絵作りができていました。
奥のドアからほんの少しのだけ漏れる光が効いていますね。
M.Sさん
モチーフの数や固有色、質感や距離の違いなど、よくよく見ていくと複雑な景色ですが
すっきりと見やすく描くことができています。
「見たまま」を描くのは実はとても難しいです。良い仕事ですね!
Y.Kさん
思い切った構図で迫力のある素描になりました。
丁寧に調子に変化を持たせ、奥行きを上手く表現できています。
普段はあまり目にとまらないような場所も、視点を変えてみると面白いですね。
M.Sさん
密度のある仕事で、見応えがありました。
柔らかい光が差し込んで、壁や階段にキラキラと反射している様子にはリアリティもあるけど
ちょっとフィクションのような感じもして、心惹かれます。
ニコニコ21クラス アバタのヴィーナス模刻
軸は合っている作品が割とあった反面、上から下まで繋がりで見れているものがもっと増えて来ると良いですね。動きのために骨格を歪ませている像ですがその歪みのバランスがどのように取られているのかが回して回して追いかけて感じられると、部位ではなく全体の力学関係とその優雅な流れがハッと見えてきます。彫刻科では飽きるほど作りますが、それでもアバタの懐の深さを見切るってなかなか。。やはりこの像は伊達じゃないです。
回し続けよう。
H.Mさん
後半じわっと寄せてきました。特にこちら側の面とても良かった!
Y.Uさん
なんか淡々と飄々と、でもこの時間でしっかりと作れていて自分のペース、気の保ち方が見えてきた感じですね。
R.Sさん 高3生
柔らかく、自然で嫌味なく、熱いけど冷静で、良いですね。多分これが昨日は一番良いアバタだったと思います。
今日は「上半身を含む自画像」でした。
みんな画面の隅々まで良い炭が乗ってきて作品が生き生きしてきた気がします。
良いのがたくさん有りましたがいくつか厳選しました。
意図を持って取り組むことによって迷いなく突き進めました。良い目をしてますね。
画面の構成的にも、空間の奥行きとしても、良い構図。目線も含めバシッと決まりました。
形態も表情もいい感じです。主従、見せ場の考え方に大きな成長が見られ、画面の隅々まで気を配ることがことができるようになって来ました。
画面の入り方。ポーズ。最高だと思います!柄シャツの追い方も立体感を損ねることなくいい塩梅になりました。とても自然に見えるけど、背景にはしっかりとした意図が設定されています。
現役入直生。縦の構造、首、視線まで連動した動き、肩のしっかりとした横の構造。これらに真っ直ぐな描写が乗りとても力強い作品になりました。
現役入直生。なびく髪、目のみずみずしさ、それら画面上部の魅力とバランスをとるようなボディのしっかりとした描写。いい自画像です!
今日の夜間部の課題は親の年齢、おそらく40代から50代でしょうか。
その年齢になった自分を想定して自刻像を作りました!
自分の骨格をベースにどこまで肉付けをすれば良いか、凹みやシワの入れどころがポイントになります。
人体の基礎的な理解があってこそ、自由に創作できる課題ですね。
今日は2点出ました!
現役入直生の作品です。
まだ荒削りですが本人の特徴をしっかり捉えています。
形の締めどころがドンピシャで、とにかくカッコイイ作品です!
こちらは夜間部生
骨格などの硬い表現に縛られずに、雰囲気のある首像で仕上げてきました。
柔らかい肉の表情や色味の作り方など、本当に良い感覚でやりとり出来ていますね!
昨日に引き続き裸婦デッサン、今日は座りポーズでした。
人としてのバランス、組み立てはもちろんのこと
どのような絵にするか、どう空間を作っていくか、狙いをしっかりと持って取り組みたいですね。
ハピネスから狙いの定まった良い素描がたくさん出ました!
K.Tくん
肌の柔らかさ、足回りの光や空間の抜けがとても良いですね!
気持ちよく進められていました。
P.Uさん
構図は少し小さめですが、独特の空気感、空間の広がりが魅力的です!
描写の密度も上がってきましたね〜
Y.Sさん
モデルさんのポーズを上手く活かした見せ場作りが効いています
バチっとしていてかっこいい!
R.Iくん
力ありますね!
ちょっとした所への気遣いが増えてきて、画面が充実してきました。
M.Tさん
迫力のある構図、見せ場の作り方、正確性等々、総合的に高レベルだと思います!
今日のニコニコクラスは 手と布orひも の構成塑造です。
割と的を得た構成が多く出ましたが、手の表情の柔らかさ、自然さなどと構成的要素のからみあいが割とピタッとはまった秀作をアップします。
R.Nさん
緩急や軽さと重量感のバランスが良くとても見やすい構成です。 節々の表情へのちょっとした気遣いが作品全体を柔らかく見せています。
Y.Kくん
3本の手のクロスするポイントの造形がとても上手く行き、暑苦しさなくすっきりと見えます。
ロープの端の部分はさらに魅力を付加する構成要素として活かせたかもしれませんね。
構成も夏を経て磨かれ、ある程度狙いのともなった作品が出始めています。
漠然と作業せずに作品に意図を盛り込み制作することで作品全体の強度がグッと増して来ます。