2011年5月アーカイブ

ブルータス 握りこぶし

今日こちらのクラスはブルータスを描きました。ラボルトに続き自然光でのデッサンです。いつもと違う設定の中で状況に反応しつつ、どうモチーフを捉えていくかが大切ですね。構図、バランスは常に大切にしましょうね。

預かり一枚紹介です。
R.Kくん
いつもなら形を強引に捕まえようとして、逆に形にならなかったりしていましたが、今回は自然光を巧く利用して形を無理なく捉まえ、かつコリっとした形の強さと空間が引き出せました。
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こちらのクラスはストレートに「握りこぶしを造りなさい」です。プロポーションをしっかりと合わせることはもちろん、存在感、生命感を表すために張りの仕事を追求することが目的です。ただの土が生命感を帯びた手に見えるまで、何度も取ったり付けたり繰り返します。そこには単純な方法論はありません。自分で試行錯誤の上、導きだすことが大切です。

K.Mさんの握りこぶしです。
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しっかりとしたプロポーションに大げさではない粘土の表情が自然です。仕事に安定感プラス充実感が増してきたように感じます。

昭和なカリキュラム

美しい光と影、彫刻にはなくてはならない要素です。もう一度そのあたりと見つめ直したいということで、自然光のキレイなアトリエでラボルト単体をデッサンしました。
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こちらのクラスはヤシの実とリンゴです。構成課題ではありません。その昔三日かけてヤシの実を一個造ったものでした。けっして懐古主義ではありません。自然物をしっかり見切り、粘土を使ってモチーフの色つやを再現したいですね。存在感です!!
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H.Gさんの仕事
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おおらかな粘土のはり、つやがいいですね。色味が豊富なところが魅力です。

彫刻科オープンコンクールのお知らせ!!

彫刻科オープンコンクールのお知らせ!!

すいどーばた美術学院の彫刻科では、「1学期にチェックできること」を客観的に見つけ出す機会としてOPENコンクールを開催します。彫刻科を志望する方であれば年齢に関係なく何方でも参加していただけます。実力を計る絶好のチャンスです。是非ご参加ください。(定員になり次第締め切ります。その旨はこのサイトでお知らせします)

彫刻科デッサンコンクールは、東京芸術大学一次試験を想定した実技時間、出題モチーフで行われます。
すいどーばた美術学院彫刻科在学生と一緒に6時間のデッサン描き、その後、彫刻科教員による採点、全体講評、個人別講評を一日で受ける事が出来ます。

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昨年のOPENコンクール1位のデッサン 2011東京芸大合格者作品

対象:彫刻科を志望する方(年齢は不問)
日程:6月19日(日)
8:30までに受付に来てください。
9:00〜16:00 デッサン ※12:00〜13:00は昼休みです
16:00〜17:00 採点
17:00〜19:30 講評会
持ち物:木炭デッサン用具一式 カルトン 下敷き用紙 
参加費:2000円(当日支払い 学院生は無料です)* 木炭紙支給いたします!!

*参加希望者は、以下の専用メールアドレスに 件名に氏名を記入し、本文に 氏名 住所 年齢 性別 生年月日 電話番号 在学・出身高校 現在通学中の研究所名 を記入の上送信してください。

専用メールアドレス
open@dobachou.net

メールをお送りいただくと、自動的にメールを返信いたします。この自動返信メールが届かないかたは受付まで直接ご連絡ください。
03-3971-1641

受付次第、受験番号を返信致します。(返信に2〜3日かかる場合があります)
当日は受付まで受験番号と氏名をお伝えください。

※尚、参加するにあたり上位作品をwebサイトに使用をすることに同意ください。
※特に優秀な作品には賞品を授与いたします。受賞作品は返却しない場合があります(これまでは殆ど返却しております)。また、主催者は作品の紹介、宣伝、印刷物、インターネット等の掲載のために無償で展示及び複写をする権利を有します。


すいどーばた美術学院彫刻科では個人情報に関して以下のガイドラインを設けております。
個人情報の取り扱いについて

通信教育で実力アップを!

すいどーばた美術学院 彫刻科では、6月19日には、Openデッサンコンクール!があります。自分の実力判定やライバルとの交流の場にもぜひ、おススメです。すいどーばた美術学院に遠距離で通えない学生もぜひ参加してみて下さい。必ず、収穫があることでしょう!今だからこそ、大切な基本の確認をしましょう!

夏季講習会やOpenコンクール、さらに、通信教育で、確実に実力アップを目指しましょう!

☆☆☆通信教育は実績もあります!☆☆☆
彫刻科の通信教育は2008年、2009年と、東京藝大に2年連続、現役合格者!また、今年は昼間部から(1浪、通信教育のOGのtさん)東京藝大に合格しています。基礎力があってこその結果ですね!さらに、夜間部からeくんが東京藝大現役合格しています。

今からでも充分、間に合います。今、実技に悩んでいる、迷っている学生の皆さん、勇気を出して高い目標をしっかり持って挑戦してみてください。
出来ると思えば、必ず出来るものです。(^^)応援しています。

☆☆☆お知らせ☆☆☆
彫刻科通信教育では、MacやiPhone4,iPad2,iPod touchなどで、テレビ電話を使って直接指導も出来るようになりました。なかなか添削だけでは伝わりにくい事が塑造などではありましたが、好きな時間に、メールで予約して頂ければ、学生の都合に合わせて通信の担当がテレビ電話で指導致します。
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*通信機材は自分で準備して頂く必要があります。
*(スカイプなどでも対応できますので、パソコンの環境が整っている学生はMac book、iPhone4、iPad2、iPod touchがなくても通信可能です。)

今回のギャラリーページは 2011年 デッサン素描特集 です。

先日のクロッキーゼミの作品と過去のクロッキー参考作品を選んでアップしました。視点や手の動き、狙いなど様々なバリエーションのクロッキーがあるので参考にしてみてください。

サイト上部のメニューバー Gallery からご覧になれます。(PCのみ)

アヒル塑造

今日は動物塑造の総仕上げ、2日で鳥類各種を制作しました。
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その中から紹介します。T.Hさんの塑造です。
まだ肩の形態の単純さや、粘土の強さが飽和してしまっている所など、弱点もありますが、作り込んでいった時の粘土の冴えや、表現の集中力など、見所のある塑造でした。

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一点一点、集中して作品に向かっていくことが大切ですね。

今日の塑造は動物色々

動物クロッキーやレクチャーが入り、みっちり動物に向かい合ってきた成果が少しずつ出てきました。頭で理解を得た部分が率直に観察して行く事とつながっていくと良いですね。
引き続き明日も動物塑造です!ここで仕上げに行って下さい!

今日の優秀作品2点を紹介します。

K.Nさんの作品
粘土の色味がかっこ良いですね。動きをしっかり組み立てながら、柔らかい表現が出来ています。
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Y.Uくんの作品
より観察することに重点をおき、作品が魅力的になってきました。クロッキー力、大事ですね!
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彫刻科タイムズ5月号 をアップしました

彫刻をはじめたばかり! これから彫刻をはじめたい! そんなみなさんに向けて すいどーばた彫刻科タイムズ編集部が毎月おおくりする彫刻科タイムズ!

校内掲示も注目の的、毎月楽しみにしている方も多いと思います。教務の上野さんが記事を書いてくれている こちら本-B前! 描きだしデモンストレーション、クロッキーゼミの模様など内容満載でお送りします。

homeと日常ブログのページの右上 緑のバナーからご覧に慣れます。(パソコンからご覧になれます)

粘土クロッキー最終日

今日は粘土クロッキー最終日でした。三日間を通しての課題でしたが、皆さん何かを掴む事が出来たでしょうか。感覚的な仕事と頭で理解しながらの仕事の両方が必要になってきます。まずはフットワークをしっかり持って、柔軟に対象を捉えていく。その中でしっかりとした目的、対象を理解することが大切になってきますね。今回の課題だけで終わらせる事なく、継続的なクロッキーを常に心掛けて、知による理解と感覚の仕事を深めて下さい。
3点紹介です
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動物素描レクチャー
今日は最後に吉田先生による動物素描レクチャーがありました。参考作品データなどに加工を施した解説や動物塑造に関しての解説もあり、かなり具体的なレクチャーとなりました。
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粘土クロッキー2日目

昨日に引き続き本日も動物をモチーフに粘土クロッキーをしました。
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バランスを取ることや、粘土の扱いに慣れてきたこともあって少し捉えてきたかな?と感じましたが、量感のあるコーチンやアヒルにスケール不足を感じてしまったり、良い所はあるんだけど、最終的に形のズレなどまだまだな所もあります。粘土で遊ぶ、そんな事も研究できれば表現の幅も広がります。明日も引き続きキッカケをつかむ為にトライして下さい!!
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そして午後からは動物素描のレクチャーがあります。盛りだくさんです。こちらもスゴイ大切ですので、ビシッと聞いて下さいね!昨日と今日でヘトヘトだと思いますので、しっかり休んで明日に備えて下さい。
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動物粘土クロッキー

人体クロッキー、石膏クロッキーに続き、今度は粘土クロッキーです。
今回は、アヒル、名古屋コーチン、チャボの3種類の鳥をモチーフに粘土クロッキーです。
ただ写し取るのでは、短時間で造ることは難しい。しっかりと構造を見抜き、組み立てを意識しながら動きを探る作業になります。

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知的に探り、感覚的にとらえる。
カッコイイ作品を目指してください。
明日も続きをやりますので、今晩イメージトレーニングしましょう!

石膏クロッキー2日目

4日間にわたるクロッキー課題が終わりました。
捉え方は、量感であったり光であったり、面んであったり様々なものがあります。
それらを利用しながら、モチーフから感じたことを自分なりに組み立てて手に伝えていける様になってください。その時に、構図やバランスは常に意識して下さいね!
まだまだ枚数を重ねることも大事ですが、いかに余白や空間を感じながら、画面にそのモチーフの印象をポンと入れて来れるかがポイントです。
描き込んでいって合わせて来ることの前に、短時間でも捉えてあるな!!というデッサンをめざして行って下さい!!

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今日は、講師2人が一緒にクロッキーに参加してみました!

石膏クロッキー

先週の人体クロッキーに続き、今日は石膏クロッキーをしました。普段の描きだしとは違い、構造、動き、光と要素を取り上げ、時間ごとにモチーフの種類と置き方を変えてクロッキーをしました。今回集中してクロッキー強化をしていますが、この時間だけで成果が出るとは考えていません。モチーフのバランスを取ることや、印象を捉えるためには様々な方向からの仕事が必要になります。その源として継続的にクロッキー力を養ってください。

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人体クロッキー

GW明け課題は、全員でクロッキーでした。
構図、プロポーション、構造、量感、動き、空間、光など、要素はいっぱいあります。
短時間で、感じたことを選びとって手に伝えていく作業は、とても体力と瞬発力を必要とします。
なかなか手強いやつです、クロッキー!
自分の感覚を広げていく、普段できないことに挑戦してみる、ベーシックな部分を確認する、など、さらにここで手を休めずに、日々感覚を養っていってください!

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