« 2022年04月 | メイン

2022年05月17日

●彫刻論 第一弾

来たる6月の自由制作に向けて、講師の彫刻論がありました!


まずは綾子さん

最近取り組んでいる作品の紹介から、なぜこのような制作の方向になったのか?その辺りを丁寧に話して下さいました。

2022_05_17_IMG_8319.jpg
彫刻の可能性の半径を自分なりに広げていくような内容には勇気をもらえましたね。

そして自宅兼アトリエのお話もありました。自分でマンションをスケルトン状態からリフォーム!!
刺激になります〜


続いて阿部さん

スライドを使って、作品のこと、素材のこと、空間のことなど話していただきました。

そして今回も昨年に引き続き、実際に石に触れながら
制作の基本のこと、体の使い方など学んでいきました!

70キロもある石をどうすれば安全に人の力で動かすことができるのか?
彫刻、立体作品を造っていく上ではとても大切なことですね。

学生も4人一組で石を移動させました!

2022_05_17_IMG_8339.jpg
せ〜のっ!!
麻布を使うと、力自慢の人でなくてもスイッと持ち上げることができました。
ちょっとした工夫と知識で、制作の幅が広がります。


最後は野畑さん

2022_05_17_IMG_8347.jpg
最近の作品を簡潔に紹介!とても魅力的な形態や表情の彫刻たち。

2022_05_17_IMG_8349.jpg
この粘土、乾燥するととてつもない強度を誇ります!

その後は作品の主素材である樹脂の種類の解説や、長年の研究の成果で開発したオリジナル粘土の
製造過程を惜しみなく披露!素材から作ってしまうなんて驚きでしたね〜

彫刻論第二弾は26日(木)の夜間です!!お楽しみに〜

2022年05月16日

●手の塑造

前日の手のレクチャーと粘土クロッキーに続いての手の塑造です。
柔らかい物が多い印象でレクチャーが効いている印象を受けます。
秀作をいくつか。

プリマクラス
M.Sさん 
全体の自然な力加減がなかなか良いですね。以前より柔らかく捉えられるようになりました。
IMG_8299.JPG

リポンクラス
S.Mさん
過剰な部分もありますが動きが連動していて滑らかです。この数ヶ月で技術レベルがとても上がりました。
IMG_8304.JPG

M.Sさん
3次元的に狙いをもって組まれた円環構造。左腕外側のほぼ垂直のアウトラインが作品全体をグッと引き締めて構成の軸になっています。
IMG_8306.JPG

A.Sさん
工芸科出身のSさん。さすがです。誠実な観察と作業の丁寧さでとても目を引いてました。
IMG_8309.JPG

K.Hさん
明快な意図のある吊るしの表現が、すっきりとした空間の中に生きています。観察もなかなか頑張っています。
IMG_8313.JPG

U.Tさん
長い腕を生かし粘土板の上の空間を大きく、気持ちよく使った構成です。
IMG_8316.JPG

2022年05月13日

●手を極めたい!

本日は手のレクチャーを行いました。

生まれた瞬間から目の前にいつもある手。だけど描いたり造ったりすると意外と知らないことだらけ。高校時代の友人は卒業アルバムに宝物を自分の手と書いていました。

そんな素敵な存在の手を美しく力強く捉えたいものです。

レクチャー後は手をモチーフに45分粘土クロッキーです。
2022_05_13_IMG_8280.jpg
面性で捉えています。

2022_05_13_IMG_8282.jpg
肉感で握り具合は分かります。

2022_05_13_IMG_8284.jpg
指のよじれが良いです。

2022_05_13_IMG_8288.jpg
手らしいライン!!

2022_05_13_IMG_8289.jpg
王道のポーズ!

2022_05_13_IMG_8294.jpg
45分ですが充実の仕事!!

単にプロポーションを合わせる事ではなく、手の持つ流れや動きによる仕草を感覚的に捉えた結果プロポーションが合ってくると考えても良いでしょう〜

粘土クロッキーを繰り返すことで、完成が目的ではなく動かしながら捉えていくことが大切だと分かって来ます。今回掴んだ感覚は他の実技にも活かして下さい!!

2022年05月11日

●まずはウォーミングアップ!

今日から明日にかけての模刻課題がスタートしました!じっくり時間をかけれるこの時期に苦手意識を克服しておきたいですね。
ですがその前に、実は塑造でもクロッキーは重要です。まずはモチーフがどれくらいの量感なのか、どんな構成・動きをした彫刻なのか、それを知ることが大切です。最初からきっちり測ることが逆に遠回りになることもあります。クロッキーの中で粘土を大きく動かしながら、感覚的に捉えていきましょう。

まずは講師が30分クロッキーをやってみます。

2022_05_12_IMG_8253.jpg

2022_05_11_IMG_8269.jpg

2022_05_12_IMG_8270.jpg

両者とも細部や正確性ではなく、もっと感覚的な印象を探っています。ブルータスはまず何と言ってもガツっとした量感が印象的ですね。メヂチにはその家柄を象徴するような華やかさがあります。作者は両方とも巨匠ミケランジェロ。同じ作者であっても、作品が生み出している空間にはそれぞれ違った魅力がありますね。粘土クロッキーのコツをあえて言うならば、短時間でその対象の魅力を引き出す、そんな感じではないでしょうか。

短時間でのクロッキーは最初は中々難しいと感じるかもしれませんが、積み重ねていくと効果が現れます。時間を見つけて自主的に取り組んでください。周りと差をつけるにはみんなと同じことをやっていても仕方ないですからね。人知れず影での努力が合格につながります!

2022年05月10日

●夜間部 模刻レクチャー!

今週の夜間部は模刻レクチャー週間です!
2022_05_10_IMG_8230.jpg

初日は模刻の基本姿勢や基準などについて解説。
後半からは講師アイザックのデモスト。実際どんな動きをして作るのかを、解説を聞きながら見てもらいました!
2022_05_10_IMG_8218.jpg

2022_05_10_IMG_8229.jpg

こちらがデモストになります!
2022_05_10_IMG_8250.jpg
1時間ほどですが明快な組み立てで進めています!

そこから3、4時間ほど作り込んだ物がこちらです!
2022_05_13_IMG_8297.jpg

●構成塑像

今日は先日行われた構成レクチャーを踏まえてパーツorマスク石膏、垂木、ロープを使った構成塑像でした。

サロン・ド・プリマクラス

R.Kさん
2022_04_10_IMG_8234.jpg
とてもシンプルな構成ですが垂れ下がるロープが自然に見えることで全体の浮遊感が見えてきます。

K.Oさん
2022_04_10_IMG_8238.jpg
個々のモチーフをうまく使い、マスクを取り巻く空間がうまく演出されています。

続いてドージョー・リポンクラス

Y.Mさん
2022_04_10_IMG_8243.jpg

量感あるマスクが上方に来ています。これだけで見応えがありますね!レベル高い芯棒が組まれていると思われます。経験が生かされていますね!!

2022年05月07日

●大型塑造!

春季講習の表現コースの作品を継続して仕上げました。
大型になればなるほど困難になってくるのが彫刻です。
途中、粘土が崩れる落ちるハプニングや一度作った所を思い切って改良するなど長期制作ならではのやり取りが見られました。

M.Sさん
2022_05_08_IMG_8160.jpg
等身の人体塑造です。ちょうど今年大学に受かった学生も、いま人体塑造を制作してい流頃ではないでしょうか。先に受かった人たちにも負けてられない。そんな静かな熱気を感じる作品です。

S.Mさん
2022_05_08_IMG_8166.jpg
大学の卒制に匹敵するほどの大作、この経験は今後の課題制作にも大きく影響していくのではないでしょうか。


2022_05_08_IMG_8171.jpg
作者が乗ると騎馬像になります。

2022_05_08IMG_8178.jpg
みんなで乗ると、乗馬ツアーになります。

放課後はみんなで協力して解体しました。
2022_05_08_IMG_0448.jpg
空間を共有する仲間同士、助け合いの精神。彫刻って素晴らしいですね。

2022年05月06日

●粘土にまつわるあれこれの日

連休明けの今日は「粘土の日」と名づけ、初心に戻り粘土練りからスタート。

まず連休明けの体慣らしで、手びねり、短時間で手を作りました。

その後は立方体と球体を作り一度講評した後で、さらにその立方体と球体に、硬い柔らかい、重い軽い、など、想定された重量と質感表現を付け加えてゆく練習をしました。

多くの人がなるべくなら回避したいと思っている幾何形態ですが、逆にストレスに感じずに作業に徹しサクサクとこなして行けるようにしたいですね。

また重力、質感、の「らしさの抽出」は彫刻における表現力の要になると言っても過言ではないでしょう。部分的に柔らかくするのではなく、構造全体がどのくらいの強度で重さでどういう物質なのか、、まで想像させられるようなものを目指したいですね。この辺り常に意識して取り組みましょう。

2022_05_6_thumbnail_IMG_2495.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2499.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2498.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2500.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2501.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2502.jpg

2022_05_6_thumbnail_IMG_2503.jpg


●クロッキーレクチャー

昼間部合同授業。
クロッキーレクチャーの模様です。
レクチャーと言っても実践より理屈が優ってはどうしようもなく、クロッキーはまずひたすら数をこなすことです。それこそ理屈、理性が介入できない短時間で数を何枚も何枚もひたすらこなしてゆきます。
3~7分の間でひたすら実践しながら、重心や設置を正確に読み取り描く方法などをレクチャーしてゆきました。
この後の連休でもクロッキー課題がたっぷりと。
とにかく「気合!」とか言ってるヒマがあったら、気合入れなくて良いから一枚でも二枚でも多く描きましょうね。
肩がリラックスしていることが重要です。

2022-05-06_IMG_2485.jpg

2022-05-06_IMG_2486.jpg

2022-05-06_IMG_2487.jpg

2022-05-06_IMG_2489.jpg

2022-05-06_IMG_2491.jpg

2022-05-06_IMG_2492.jpg

2022-05-06_IMG_2494.jpg