2009年2月アーカイブ

夜間居残りでじっくりと仕上げた作品が出ました。
床に直置きのヘルメスです。Y.Iくんの久々秀作。
リアルですね。臨場感出てきました。
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S.Sくんの円盤投げです。ピントを合わせてグイグイと攻め込んできたデッサンですね。気持ちで円盤に勝っていく良い仕事でした。
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強い気持ちでガンガンいきましょう。

モデルさん

老人、中年、若者、若い女性、様々な年代の人、5人をモデルに首像を造りました。

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その中でいくつか紹介します。

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円盤の預かり作品です。

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藝大へ向け、着実にコンディションを整えてきているS.S君の作品です。
難しい正面からの構図でも、光を上手く拾い、がっちりと形態感、空間を掴めてこれています。やや堅く感じる部分もありますが、クオリティーの高い一枚です。

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こちらは、ぎゅっと力が安定してきたN.Yさんの作品です。
出だしから、自然に動きと光をとらえながら描き進めることができていました。
持ち味である発色の良さが映えています。首の伸びや、左腕と立脚の関係が
分かりやすい1枚です。

コンクールあずかり作品

いよいよ芸大の試験まで2週間をきりました。
今日はデッサンと素描のコンクールがあり、優秀な作品がでましたので数点ご紹介します。

デッサンはミロのビーナス。
紹介するのは2位のY.Uくん。
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このところデッサンの質がグングンあがってきています。ここまでくるのに時間はかかりましたが、その分しっかりとした内容を伴ったものになりました。
ノンストップで行きましょう。

素描は3Hの自画像。
I.Gくんの素描。
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3時間の内容としては画面全体に配慮があり密度のあるものになりました。
評価も1点だけaがつき、入直らしい臨場感が出てきました。

こちらはM.Sさん。
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頭部に弱さはありますが、鉛筆の持つ特性を生かし形態に迫っています。
首周りの空間がとても良いですね。

最後はA.Sさんの自画像。力みのない表情の中に力強さが秘められていて魅力ある素描です。
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来週は最後のコンクールがあります。今のリアリティーを作品にぶつけてください。

多摩美術大学入試結果速報

私立大学入試速報
多摩美術大学 彫刻学科 28名合格
合格者数は現時点で確認できているものです。補欠、センター方式を含みます。
今後、講習会生などの結果により変更になる可能性があります。

もう一枚

ジョルジョ、もう一枚あずかりました。

U君のデッサンです。課題にしていた、印象、光、描写が一つのまとまりとなった一枚ですね。
丁寧な手の動きの一つ一つが形に繋がってきたように思います。

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完全燃焼に向けて ゴー!

あずかり作品

今日はジョルジョの預かり作品が出ました。12時間かけてじっくりと迫った作品です。
光の自然さとしっかりとした描写が魅力の作品です。欲を言えば顔面の印象がより合ってくると良いでしょう。

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ムービング

武蔵美入試対策、人体ムービングをしました。鉛筆デッサン6時間です。色々な切り口のデッサンが出ました。その中で2枚紹介します。


Gさんのデッサンです。

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Iさんのデッサンです。

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武蔵美入試お疲れさまでした。

コンクール優秀作品

本日デッサンコンクールと素描のコンクールがありました。

デッサンコンクールのモチーフはアムールでした。
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トップのYさんのデッサンです。微妙な動きのトルソを真正面から捉えたデッサンです。腰から上半身へのねじれ、頭部へのつながりなど、彫刻的な面白さを良く引き出しています。欲を言えば、向かって左のおなかの形と頭部の印象などでしょうか。
*難しい石膏像です。少年の像ですから筋肉隆々というわけでもなく、ゆったりとした立ち姿がとてもデリケートで、そのあたりの表現がポイントですね。(中瀬コメント)

素描のモチーフは複数の透明ビニールの傘でした。空間を取り込んだ課題です。
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トップのS君のデッサンです。アルシュ紙でのコンテの発色をしっかりとコントロールできていますね。壁や床の柔らかいグラデーションとシャープな傘の描写がうまく対比できています。傘の柄の固有色なども出ています。欲を言えば複数モチーフでの空間性をどのように取り入れていくかでしょうか。
*透明、軽量で存在感が希薄なうえに、既製品という無機的な構造。描き慣れている有機的で重量感のあるものとはまるで逆ですが、空間や床との接点に見られるようにとても緊張感があります。床という硬質な面との関係、そこに織りなす光の現象なども大きな描画要素ですね。硬直した感覚では描けないモチーフです。丁寧に且つ繊細に、しっかり観察したいですね。(コメント中瀬)

これから、ますます盛り上がっていきましょう。

多摩美デッサン対策をしました

先日、多摩美大のデッサン対策で手と自画像を描きました。

昨年の出題をなぞっての前日の特訓課題でした。そのうちの何枚かを紹介します。

T.Iさん
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A.Sさん
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Y.Mさん
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K.Sくん
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多摩美試験お疲れ様でした。

鶏の塑造が行いました。
5時間半の短時間で一気に密度を上げていきます。鶏の生命感を意識に置いて、粘土クロッキーを行うように大胆に。この最初の「荒付け」もしっかり訓練されました。この生命感を忘れずに最後まで追い求めていけるといいですね。
(荒付けと完成A)
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(荒付けと完成B)
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武蔵美入試前日

明日から武蔵美の入試がはじまります。ここ数年動く人体モデルの鉛筆デッサンが出題されています。問題の内容から解答の幅は広いので独自性のある表現やそれを伝える描写力が必要不可欠です。自分で自分の画面に面白みと説得力が感じるまで密度が上げられれば、かならずピックアップされると思います。ガンバレ!!


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鴨/塑造

今日は5時間半で鴨を塑造しました。近年、芸大での動物をモチーフとした受験も影を潜めていますが、彫刻の勉強にはとても有効なモチーフです。体重のかかりかた、羽の下に隠された構造(骨格)、有機的な量と動きへの意識、そしてクロッキー的な感覚から密度を上げていくプロセスなど多様です。多摩美試験もあり多くの学生が抜けましたが、静かな落ち着きの中に闘志がみなぎっていました。休み無しのハードな日々が続きます。皆さんの心と身体のケアも忘れずに。
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I.Sさん作品。大きな形態のバランスや鴨の特徴が追えました。作り込んだ頭部の印象が固くなりました。作り込む段階でも全体感を見据えながらできるといいですね。
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N.Yさん作品。密度はありませんが、最後まで全体のバランスに諦めることなく、量感たっぷりに追うことができていて安定感があります。カービング後の処理ができておらず目立ってしまったのが反省です。あとは時間内での対応能力を鍛えましょう。

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S.S君作品。首を伸ばした直線的な動きを取り入れた作品。ダイナミックなポーズをバランス良くとらえました。実物の鴨の存在感、そして全体比較でのスケール感が弱く、最初の段階での大きさの工夫が必要でしょう。
コメント/K.N

デッサン基礎科と彫刻科、油絵科、日本画科、芸術学科の基礎コースの合同デッサンコンクールが行われ、講評会と表彰式が2/14にありました。

彫刻基礎コースの学生が3つの賞を受賞しました。おめでとうございます。

藝大、美大を目指している高校1年生、2年生、受験を考えているその他のみなさん、これから本格的に勉強に取り組んで行こうと思っている方、観察することや大切な知識を身につけながら、いつも楽しく、自分で工夫して頑張っていきましょう。

そして友人や先生に気軽に相談したり、質問してみましょう。
それが目標達成のために意欲的にやれるコツだと思います。

彫刻科の基礎コースから学習している学生はここ3年間で、現役で2名、1浪で2名が、東京藝大の彫刻科に合格しています。^^ぜひ、彫刻基礎コースからの学習をお勧めします。

社会人の方も、高校生も、個人に会わせて対応して、熱心な受験生を応援しています。^^

手のデッサンあずかり

今日は手のデッサンで秀作が出ました。
それぞれの関係性や空間はちょと弱いのですが、肉感や表情が豊かで
とても生き生きしています。S.Sくん良い感じです。
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自刻像制作風景

今日は選択カリキュラムでした。皆様々なアトリエで制作をしていました。

その中で、自然光のもと制作していた学生の制作風景です。
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風邪など吹き飛ばしてがんばろう!

東京造形大合格発表

私立大学入試速報
東京造形大学 美術学科 彫刻専攻領域 13名合格
不合格者はいませんでした。
合格者数は補欠を含みます。合格者数は現時点で確認できているものです。
今後、講習会生などの結果により変更になる可能性があります。

St.ジョセフのあずかり作品がでました!

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N.Yさんのデッサンです。
少し首の捉え方が弱く、白と黒のコントラストが強めですが、粘って
しっかりと存在感のある形に迫れています。

コンクールあずかり作品

本日デッサンコンクールがありました。
ジョルジョにビニールを巻き付けたデリケートな課題。
Y.Aさんのデッサン。描写は弱いですが空間が綺麗な透明感のあるデッサンですね。
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I.Gくんのデッサン。完成度の高い作品ですね。画面全体に意識が行き渡っています。
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こちらは先日の手の塑造。
秀作が沢山でましたので、いくつか紹介します。
A.Sさんの作品。思い切って新しいことにチャレンジしていますね。面白くなってきました。
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M.Sさんの作品。自然な手の表情を上手く形に置き換えている、センスある作品ですね。
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N.Sさんの作品。シンメトリーの中に手の自由なラインを生かした作品。形がきれいですね。
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Y.Uくんの作品。力強い手の表情を迫力をもって表現してくれました。
しっかりとした力を感じます。
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手の塑造

今日は東京造形大の試験でしたね。
ドバタでは試験を受けなかった組が、手の塑造を制作していました。様々なバリエーションの作品が出てきました。

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アトリエ前のピロティーで制作のKさん。自然光でみる形態感はどうでしょうか?

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同じくピロティー前制作のKさん。不思議なシルエットの作品ですね。

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巨大な手を制作のI君。良いテンションで制作していますね。

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見上げで形を追い込むG君。姿が絵になりますね。

あずかりアラカルト

今日は いろいろなモチーフの預かり作品が出ました。

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まずはSさんのラボルト。なかなか仕上がらない時期がありましたが、最近 炭のリズム感を生かした量感の描きおこしをものにしましたね。表面描写とは違った方向の強さのある仕上がりを感じさせてくれる一枚です

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Nさんの人体です。久々に気持ちよく描けたようですね。白さを生かした粘りのある描写、自然な密度感はNさんならではの描写ですね。
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同じくNさんの自画像です。
タオルを配布された課題でした。空間を面白く使えています。頭の形態間は、少し弱いですが、視点の強さが感じられます。

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こちらは、Mさんの自画像です。荒めのタッチを使い、色に走らず形をしっかり追っていこうという姿勢が見られます。表情に迫力がありますね。

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