2009年9月アーカイブ

基礎科 塑造実習 其の十一

今日は基礎科 月水金コースの講評でした。

実直な観察の積み重なった作品が多数並び、見応えがありました。

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講評風景。基礎科の築山先生です。

月水金コースも多数の優秀作品がでました。数点の作品の写真と本人のコメントがすいどーばた本館に掲示されます。
惜しくもそこに漏れてしまいましたが、良い作品が幾つもありましたので、彫刻科講師のチョイスで3点ご紹介します。
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モデルさんの特徴を素直にとらえ、バランスの良いものになりました。
終盤にデコボコが気になったようで、表面をならしてしまったのがとても残念ですが、それでも観察の形跡はしっかりと残っていると思います。

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こちらは、思い切りの良さと大胆なやりとりが魅力の作品です。
荒削りな表現の中に、重みのある存在感が表現されています。
彫刻的に見てとても良い作品です。

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非常に粘っこい観察の結果として表情が現れてきています。制作する姿も、低姿勢で食い入るようにモデルさんをみていました。そういった積み重ねは制作の基本だと思います。
大切にしてください。

失敗とか成功とかではなく、どれだけ実感することができたかということが、初めての塑造では大切だと思います。手を通して出来上がった形は、取り組みが素直に現れていると思います。この経験からものの見方や考え方に変化が生まれれば、とても素晴らしいことだと思います。
皆さんお疲れさまでした。

阿部光成先生の彫刻論

今日は阿部光成先生の彫刻論がありました。
春季講習会、夏季講習会をお休みしていた間に何をしていたかが
明らかになりました。
ドイツへの旅行の中で気づいたこと、もてぎ里山アートフェスタと十日町石彫シンポジウムに参加した経緯や制作過程、予算捻出のためのお話などなど、興味深いお話を伺いました。
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大型石膏いろいろ

どばた彫刻科が誇る大型石膏群、ベルベデーレ マルス半身 円盤全身 ミロビ全身 奴隷全身を描きました。木炭紙倍判をつかって大きくのびのびと取り組んだ課題ですが、全身像3体は像のバランスを捉えるのになかなか苦戦をしました。バランスをしっかりとりながら、なおかつモチーフに迫るためには描写も不可欠です。全身像は強敵ですがその分勉強になります。そんな中ベルベデーレはガツンと勢いのあるデッサンが何枚かでました!その中の2枚を紹介します。

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ハーフトーンがとてもきれいなK.S君のデッサンです。画面からドンドン前に出てくるタイプのデッサンではなく、逆光にうまく反応し大きな像を空間で捉えられた一枚です。

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S.S君のデッサンです。
こちらは、力強いデッサンです。やや単調な部分も見られますが、ベルベデーレの量感や動きに、素直に反応出来ています。

基礎科 塑造実習 其の十

月水金コースも今日で制作終了。
明後日に講評です。
仕上がりに近づき、面白い表情が出てきました。
慣れない仕事を観察が上回り、独特の表現になっています。
講評が楽しみですね。
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基礎科 塑造実習 其の九

基礎科塑造実習 火 木 土コースは今日が講評日でした。

皆さんの熱心に取り組んだ結晶を見ることができました。熱心な取り組みが経験の少なさをおぎなって、良い作品が幾つもでましたね。

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講評風景です。

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こんなにたくさん並びました。

総合的に優れていた作品は写真と本人のコメントをそえて、すいどーばた本館に掲示されます。これらの優秀作品は後日紹介しようと思います。

今回は惜しくも参作には漏れたが、ここはすごい!と彫刻科教員独自の視点で選んだ「こだわり参作」を紹介しようと思います。

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一つ一つの形態がはっきりと力強く表現されています。全体感の不安定さは否めませんが、それを吹き飛ばす表現の強さに魅力を感じました。作品に力がこもっています!

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変わってこちらは細部の作りはさっぱりとしていますが、首と頭部を大きくつかんでいる作品です。バランスの狂いはあるのですが、それがイヤな崩れ方ではなく、おおらかなユーモラスさをはらんだデフォルメに見えるところが面白かったです。量での表現にはいろいろな可能性があるのですね。

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こちらは、大きな面を思い切って捉え形のシャープさを引き出せた作品です。表情は平面的でやや硬いですが、形態を解釈して立体的に再構成するという、彫刻の一要素が、アンバランスながらも作品に現れています。立体を捉えるということの意味を考えさせらせました。

これらの作品は問題点もありながらも、キラリ、いやギラリと光る角度をもった原石のように感じられました。初めての塑造で立体としての魅力をそなえた作品が作れるなんて、素晴らしいですね。

あずかり素描が出ました!

手と卵の3時間素描です。

A.Sさんの作品です。
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とてもリアリティーがあり、手が動き出しそうです!
体温までも感じる素描です!

手の塑造も良い作品がでました。
皆さんバランスも良くなり、突っ込んだ表現も出てきました。
粘土そのものの持つ表情にもこだわっていきましょう。
Y.Uくんの作品
写真では伝わりにくいですが、いろいろな気遣いがあり、実力を感じます。
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N.Nさんの作品
表面的なことより、強さが表現されてきて好感が持てます。
未完成感はありますが、この感じで追求してください。
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Y.Aさんの作品
塑造に課題があるY.Aさんのなかで、少し前進した作品ですね。
まだ硬さはありますが、トータルでの表現は良いと思います。
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基礎科 塑造実習 其の八

面白い作品が出てきました!
実直に観察する集中力は、さすが現役生ですね!
残すところ、あとわずか!
頑張って下さい!

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首と頭のバランスも良く、表情も良くなってきています!

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髪の毛や目の印象がとても良く表現できています!

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肩までしっかり作れていますね!その先が想像できます!

手の塑造

今日はオーソドックスな課題、「手」でした。がっちり一本勝負ですね。

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M.Nさんの塑造 のびやかでリズミカルです。そのなかでピリッとしたところが欲しかったですね。
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S.Sさんの塑造 まだつたないところもありますが、しっかり観察して出てきたカタチには好感がもてます。
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A.Sさんの塑造 スケール感としっかりとした造りが目立っていました。作品全体での見所がさだまり、手のポーズからくるイメージが出てくるとよいですね。

基礎科 塑造実習 其の七

秋の大型連休が明け、皆さん今日も張り切って制作しています。粘土も量がつき、全体のバランスもモデルさんに近くなってきました。こうなると目、鼻、口など小さいけれど重要な所が気になってきます。細かい所をつくると、どうしても視野が狭くなり全体のバランスを損ないがちになります。一生懸命観て造った目や鼻が、顔の中での位置関係が崩れてしまったら残念ですよね。
最後まで客観性を忘れずに!!

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モデルさんに似ています。
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ジワジワとかたちになってきました。
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ズバッとカタチをみてますね。これもモデルさんの雰囲気がでてます。
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よく観察してできた耳です。

夜間部デッサンあずかりでました!

夜間部で「フォーン」のあずかりデッサンがでました。

木炭、コンテ、鉛筆の中で自分で選んで描くという課題です。良いデッサンがでましたので紹介します。

下のデッサンは高校3年生のMさんベースがしっかりしてきて力強いフォーンになりました。描写も良くなってきましたね。
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こちらは、高校3年生のSさんです。鉛筆でしっかり形を描き質感も出てきましたね。これからが楽しみです。
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基礎科 塑造実習 其の六

実習中 どう?って聞いてみるとだいたい『難しいです〜』とみんな答えてくれます。実際初めてあつかう粘土の事だったり、イメージに物が追いついていなかったりの感想だと思います。しかしイヤハヤみなさん、そんな謙遜はしなくていいですよ。モデルさんに迫っていく欲求が日増しに強くなっています。もう『難しい』を通り越し、集中して楽しんでいる人が増えてきました。この調子で頑張っていきましょう!!

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おもしろくなりそうです。

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モデルさんの特徴をドンドンひろっています。

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もくもくと集中してますね〜。

コンクール

後期第1回目のコンクールです。デッサンは奴隷、塑造はジョルジョの模刻 
デッサンは全体的になかなかよかったです。夏の効果が出てきましたね。塑造の方はう〜んこれからの頑張りがいがありますね。ここからあげていきましょう。デッサン上位2枚を紹介します。

 夏の講習で何かを掴んだと言っていたM,Nさん
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 調子の扱いが非常に繊細になりましたね。クリアな炭と柔らかい印象が高い次元で噛み合っていますね。向かって左の腰のへこみ方がきつくなってしまったのが惜しまれます。

 こちらはトップのN,Sさん
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 バランスと印象の良さが魅力です。すっきりとシンプルに見える中にうまく奴隷の要素を盛り込めています。最近は丁寧な仕事が身に付いてきましたね。髪の毛の中に空間が作れるとより良かったですね。

明日よりシルバーウイークですが、素描や学科など家で出来る課題を見つけて取り組んでいってください。
 

基礎科 塑造実習 其の五

今日も基礎科塑造実習です。
全体に粘土がついて、それぞれの面白さが出てきました。
初めての塑造の人が多い様なので、自分の感覚をフル稼働させて
とにかく観察と実験を繰り返してください。
粘土は何度でもやり直しができるので、とにかくたくさんやりとりしてください。

制作姿もだいぶ様になっていて、とても良い集中力を感じます。
皆さんよい顔をして制作してますね。
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基礎科 塑造実習 其の四

粘土をねったり、とったり、つけたりする事でだいぶなれてきました。自分の体温で少し粘土が温まったかな?次はモデルさんをしっかりと観察しながら粘土でやりとりをしましょう。似せるだけが目的ではありません。彫刻は360度 下から、上から色々な角度からみることが大切です。

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よ〜くしっかり観てますね。

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ドンドンとモデルさんに迫ってきました。

基礎科 塑造実習 其の三

今日は火木土コースの皆さんが粘土をつけ始めました。
いろいろな角度から離れて観察して、近くで作って、また離れて…
足を使って仕事をする感じですね。

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表情が出てきましたね。まだ少しオーバーですがモデルさんの動きも捉えています。

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真剣なやりとりをしていますね!

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しっかりと量になっていますね。あさっては首を見ていけるとよいかな?

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養生もしっかり。

皆さん元気があって、楽しそうです。楽しく作品が作れてくるとよいですね。

基礎科 塑造実習 其の二

今日は、モデルさんをクロッキーしながら粘土を練りました。
塑像経験が初めての人も多く、全身を使って粘土を練るのに、みんな必死でした!
体を使うのは疲れますが、その分、充実感もありますよね!
今日は、みんなぐっすり眠れる事でしょう。。

練った粘土を、作っておいた心棒に付けていきます!徐々に形が出来てくると
楽しくなっていきます!

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体を動かして、方法に囚われず、とにかく、楽しく制作が出来るといいですよね!
塑像、面白かったーー!っという作品を楽しみにしています!!

基礎科 塑造実習 其の一

本日より、基礎科の学生対象の塑造実習が始まりました!!

すでに進路を決めている学生もこれから進路を決める学生も、興味のある学生が受講しています。

課題は「女性首像」です。

本日は、彫刻についてのスライド上映と心棒造りをしました。
みんな渾身の力を込めて心棒を造っていました。
来週からいよいよ粘土をつけます。
頑張っていきましょう!!!!
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今日のあずかり作品

あずかり作品2枚でました。


S.Tさんの作品
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丁寧に仕事をすすめていて好感がもてます。あえて言えば、破綻しない安定した中でもう少しつっこんだ仕事も部分的(御者)には必要でしょう。
R.Kくんの作品
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気持ちがしっかりと伝わってくる良いデッサンです。まだ出来てない部分もありますが、続けて欲求をもって仕事をしましょう。

円盤背面と御者。ブルータス模刻。

今日のデッサンは、円盤背面と御者でした。
バリエーションがあり、とても勢いのあるデッサンが出ました。
K.Yさんのデッサン。
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左側のお尻部分は少し弱いですが、炭に円盤らしい勢いがあり、視点がはっきりしていて、明快なデッサンです。

N.Sさんのデッサン。
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少々黒さは気になりますが、がっちり形態に迫れていて、存在感のあるデッサンです。


M.Mさんのデッサン。
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多少円盤より柔らかさはありますが、光を上手く拾い、綺麗なデッサンに仕上がっています。

A.Sさんの模刻。
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安定した実技です。カタチの質感まで攻められたらいいですね。

A.Sさんの模刻。
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ブルータスの印象がでてます。ひとつひとつの形のリズムがしっくりきてます。


R.Kさんの模刻。
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なかなかよいバランスです。印象が出てきました。頭部がもう少し!

デッサンあずかりと粘土秀作

今日はクラスを入れ替えてヘルメスデッサンとメジチ模刻

こちらも良い作品が多数。
まずはメジチ模刻。
A.Yさんの模刻は印象も良く、厚みがありしっかりとした内容です。
もう少し続きを造るようです。
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デッサンヘルメスは2点。
A.Sさんの作品です。首からのつながりや頭部の形態感に課題は残しますが、光、印象、臨場感など、気持ちのよいやりとりが大変魅力的なデッサンになりましたね。
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A.Sさんの作品です。同じイニシャルですが、別の学生です。形態に触っていく仕事の中で形態の強い稜線を引き出してこれました。形の違いがが見えてきましたね。画面左側の脇と頭部の形態感などがより追いきれると、さらによいですね。
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良い実技をどんどん出していきましょう!期待してます。

2学期が始まり、いきなりあずかり作品。

2学期最初の課題はヘルメスのデッサンとメジチの模刻。
講習会の成果が少し現れ、良い作品が多かったですね。

S.Mくんの作品。
夏の間、集中して取り組んだ成果がようやく形になってきました。
くせっぽさはまだありますが、臨場感があって良いと思います。
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A.Yさんの作品。
久々にピントのあった作品になりました。これからどんどん行きたいですね。
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こちらは制作風景
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