2012年10月アーカイブ

避難訓練&フォーンデッサン

今日は、避難訓練。画材屋さんから出火した想定で、全員近くの公園まで避難しました。
消防署の方々のご協力で消化器体験。彫刻科学生が3名体験しました〜!
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そしてプルプルチェリークラスは今日フォーンのデッサンでした。
顔がない像なので、動きや存在感を思いっきり表現してほしい課題です。
形態は少し甘いですがおもしろいデッサンが数点出ましたのでご紹介します。

夏から始めたS.Tくん。
独特の追い方で形を探っていました。表情が面白いですね。
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1浪A.Sさん。
最近デッサンにリアリティーが出てきました。ハレーション気味ですが、目に飛び込んでくる良さがあります。
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3浪R.Mくん。
しつこく形を追い込み、稜線がきれいに繋がってきました。プロポーションが少し甘いですが良いデッサンです。
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2浪T.Sくん。
こちらも独特の追い方で、面白い表情を出して来ています。石膏像の凹凸感を触るように拾い出しています。
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最後は1浪H.Yさん。
逆光の感じをきれいに出してフォーンの魅力を引き出しています。動きがもう少し強く出ると良かったですね。
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フレッシュバナナクラス塑造

フレッシュバナナクラスでは、チャボの塑造課題を行いました。
一連の動物塑造のなかで今回は、すこしずつカッチリ感が出てきたように思えます。
まず仕上がりのイメージを強く持って、早めに頭部、足回りを造り込んで行きましょう。

一浪のSY君。
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最近の作品の中では久しぶりに仕上げてきました。
小さいながらも説得力のあるものになってきています。
この調子ですぞ!

2012公開コンクールのお知らせ

いよいよ公開コンクールまで2週間となりました!
今年のレベルはどうでしょうか?
東京芸大の入試まで残り4ヶ月。今の自分の実力がどうなのか?
合格に導くよい機会にしてください!!!


11月10日(土)11日(日)の2日間で湘南美術学院との合同全国公開実技コンクールを行います。
課題は「石膏デッサン」(木炭/木炭紙大)です。
湘南との合同になって今年で9回目になります。
昨年は東京芸大受験者数240名に対し152名のエントリーがありました。63.4%の人が受けた事になりますね。
芸大受験まで4ヶ月のこの時期に、自分の課題を確認するには絶好の機会となります。
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(昨年公開コンクール1位のデッサン/東京芸術大学合格)

そして2日目の11日(日)講評後13:30から現代美術作家 大巻伸嗣氏の特別講演会があります。今年の彫刻の森美術館での個展も記憶に新しいところですね。
2009年より東京芸大の彫刻科で講師、准教授として、ご指導もされております。
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(講演会は2012彫刻科公開コンクールの受講者に限り聴くことが出来ます)


そして地方の受験生に朗報!!!なんと無料宿泊があります!!(宿泊人数に限りがあります。お早めに。体験宿泊は一泊のみ・日曜祝日は食事がつきません。)詳細はwebサイトで→
宿泊情報

申し込みを希望の方はすいどーばたHPで申込書をダウンロード!
すいどーばたHP

申込書を郵送希望の方は03−3971−1641どばた受付まで!
                           彫刻科教員室

今日のコンクール優秀作品画像

今日は三種目コンクールの採点講評でした。簡単にですが上位作品を紹介します。

素描1位
R.Mくんの素描
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紙風船を折り畳んでの工夫が活かされています。スッキリとした空間が表現できたのも良かったと思います。

素描2位
S.Yくんの素描
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モチーフの構成は成功していますが、レンガの下に作った空間の描写にクオリティが出せなかったのが残念でした。

塑造1位
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柔らかい表情がとても魅力的な作品です。頭部がちょっと弱いのが惜しかった。

塑造2位
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かっちりとした形態感がしかりとした構造のなかで表現されています。

塑造3位
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実際の本人の特徴が見られませんが、構造面ではしっかりとしていると思います。

塑造4位
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堂々とした頭部の量感、張りに迫力がありました。

塑造5位
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帽子と動きを取り入れる事で作品性が高まりましたね。

デッサン1位
M.Kさんのデッサン
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形を色々な方向から追うことで、迫力のある描写になりました。

デッサン2位
K.Mさんのデッサン
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量のバランスがしっかり捉えられ、安定感がありましたね。

夜間部ブルータス模刻

今日は夜間部では、ブルータスの首像模刻でした。
優秀作品を1点紹介します!(^^)/

T.Kくん(高校3年生):動きや粘土のリズム感なども良く、細部まで丁寧な観察が出来ました。
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頑張って細部まで造り始めると、弱点として形の中にある構造的な力強さを見落すこともあるので、気をつけましょう!誰でも、なりやすい事です。
対策→常に離れて全体感を見ましょう!L(^m^):

塑造構成 彫刻論

今日は午前中までが、手とビニール袋の塑造構成、午後が彫刻論でした。

構成課題を連続してやりましたが、これで一区切りになります。くりかえし取り組むことで、なにか掴めてきたと思います。

きょうは2点紹介します。

T.Sくんの作品です。
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今回,自然に密度があげてこれたT.Sくん。色々な角度から、きちんと観察していく実直さが見やすさとあいまって良い完成度になりました。下の手が持ち上げる微妙な表情など見ごたえがでてきました。

S.Tくんの作品です。
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夏から実技を始めたS.Tくん。今回、芯棒を含めた空間に緊張感が宿ってきて、丁寧な造り込みも含めて作品としての魅力が目立ちました。ビニールの張った質感、手の骨の強さなど、張りの言葉が増えてくると良いですね。

午後は10月20日に引き続き、3名の講師による彫刻論がありました。
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20日の模様。自作について語る白井先生。

こちらは今日の模様。
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足立先生は実際に作品を持ってきてくださいました。学生の眼差しも真剣でした。

実作品、実体験からくるリアルな話が聞けましたね。将来の自分のビジョンを持つことで、日々の実技に対する意識も変わるのではないでしょうか。

ミロのヴィーナスと、奴隷の全身

夜間部生のミロのヴィーナス全身像のデッサンを紹介します。
H.Tさん:木炭紙の倍判で、ミロのヴィーナス背面からの逆光でしたが、良い観察が出来ましたね。自然な光と空間表現がとても良かったですね。成長を感じる1枚になりました。この調子で細部や頭部、足などの末端に注意し、丁寧な描き込みを目指しましょう!
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夜間部、講評会の様子!
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夜間部奮闘中!

夜間部では現在、一週間かけて奴隷・ミロヴィの全身像のデッサンをしています。
倍判なので、離れて見る作業がいつも以上に大切ですね。

みんな頑張っています(^^)
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良いデッサンが描けるかな?
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寒くなってきましたが、ここで体調管理をしっかりと!
風邪に気をつけて頑張りましょう!

アムールのデッサン

先日の課題を時間継続で完成させた、S.Eくんのアムールのデッサンです。
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体の仕事が非常に良くなりました。以前から描写力はあったS.Eくんですが、このデッサンでは白さの中での形の強さが出てきました。描写がモチーフらしさと噛み合ってきて明快なデッサンになりましたね。

この時期に踏ん張って自分の限界値をドンドン伸ばしていきたいですね!

授業課題を自主的に

今日は課題初日なので、授業課題を自主的に造り続けたY.Sくんの作品を紹介します。


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アバタのヴィーナスの模刻です。
講評時には頭部の造りこみがあまかったのですが、造り込みの問題が解消されています。
マスク部分の印象も柔らかくとらえられていますね。像の動きにも着目していって下さい。
お疲れさまでした!


さて、本日昼間部講師山口がフレッシュバナナクラスにまじって素描のデモンストレーションを行いました。

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ビーカーに水をはり、カラーゴムボールを三つとガラス棒を入れたモチーフです。
作品も特にこれといってとりあげる部分がないので素描の際に注意すべきことをいくつか。。

ガラス製品は大きいサイズになるとガラスの歪みがあったりしますが、ゴムボールも正円では無いためこのモチーフの場合はビーカーをカッチリと描いてゴムボールと対比させる必要があります。ビーカー単体であっても、歪みがモチーフの特徴になっていない場合は多少補正してあげたほうが良いかもしれません。
水中でのモチーフの屈折も押さえるべきポイントの一つです。ガラスのモチーフは移り込みも特徴の一つですが、全てをひろっていてはきりがありません。(例えば背面の壁の固有色の移り込みを拾ってしまった場合、背景を描かないと成立しませんね。)
もちろん、全て描ききっていれば問題ないので背景をつける人は移り込みと辻褄が合うように細心の注意を払いましょう。
あとはモチーフ同士、サイズの比較に使える要素が無いかを探すことも忘れずに!例えば、ゴムボールのサイズとビーカの縦横比率を比較してみるとか。。


素描を描くコツを掴めれば、3時間という短い時間も有意義につかえるようになります。
課題を通して(自主的な制作もね)コツを掴んで行って下さい(^ω^)g!!

通信教育の学生作品 10/15

彫刻通信の学生の優秀作品を紹介します!

R.Kさん(高校3年生):円盤投げのトルソを頑張って造りました〜。
良い観察力がついていますね。形に強さも出て来ています。
一つ一つに意識を置いて丁寧に出来ましたね。素晴しいことです。
今後も楽しみですね。
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通信では、他にも力のある現役生がどんどん、すいどーばた美術学院に集まってくる公開コンクールまであと1ヶ月...!
今からワクワクしますね。(^^)

夜間部ヘルメス模刻!

今日の彫刻科夜間部はヘルメス、アバタの模刻の講評会でした。
大切な「動き」を理解して粘土をとったりつけたり、、取り組めるようになってきたかな〜。。
まだ、よくわからない学生はしっかり落ち着いて観察をしましょう!クロッキーをたくさんしましょう!

今日の優秀作品を2点紹介します。
K.Kさん(高校3年生):粘土を柔らかく扱えて、印象もかなり良くなってきました。積極的に細部も造って行けるレベルになってきました。
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T.Yくん(高校3年生):完成の形をイメージして粘土をきちっと形にしようとする意識が良いですね。形を決める前に、印象や動きを確認して修正する行為のレベルを上げて行こう!!
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講評後に、、夜間部で記念撮影!!( ^ ^ )/
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次の課題も期待しています!!

本日の課題

今日のプルチェリクラスは体の一部と布と幾何形態の構成課題でした。
体の一部をどう使うか、幾何形態がきちんと造れるか、それぞれの質感の作り分けなどが問われます。

今回は1点紹介します。
r.m君
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構成としての面白さは少し弱いですが、シンプルな物に対しての造り込みなどはある一定のレベルをクリアーしていると思います。
布を手にかけた様子が自然に表現されています。

バナナクラスはアポロとアマゾンの組みモチーフのデッサンでした。
空間や光の印象を大切に描いていきたいモチーフです。

2点紹介します。
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R.I君
炭のメリハリを活かしてすっきりと描き上げることができました。


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A.Tさん
奥のアポロをもっと似せたいですが、前後関係を意識しながら描写できていて力強いデッサンです。


こちらは以前の発砲スチロールを使った課題を残って引き続き描いたR.N君作品です。

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視点の違いを利用して台座を構成の中に上手く取り込めています、光のあたり方や反射光の調子がきれいですね。

今回は2011年度優秀作品特集(塑造)です。

昨年度の優秀作品の中から、塑造作品を集めました。どうぞ参考にしてみてください。

サイト上部のメニューバー Gallery からご覧になれます。(PCのみ)

アポロとアマゾンの組モチーフ

今日の午前中までプルプルチェリークラスはアポロとアマゾンの組モチーフでした。なので9時間の実技ですね。

2体の胸像にテープを巻き付けた比較的シンプルな組モチーフです。大きな光線の方向を意識して、2体の位置関係をしっかりと描けると良いですね。台座の中心軸と彫刻の重心の関係も丁寧に見ていきたいモチーフです。

今日は2点、経験豊富な浪人生の作品を紹介します。

R.Mくんのデッサンです。
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手前と奥の石膏の調子を大きく変えて空間性を取り込みながらも、どちらも丁寧に形にしてきました。劇的な光線状況を再現しつつも、形態を破綻させない底力を感じました。調子の幅を目一杯に使ったアプローチに作者のチャレンジも感じられて良かったです。

S.Iくんのデッサンです。
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鮮やかな発色の炭が画面の勢いと広い空間性につながっていて気持ちがよいデッサンです。今日の三時間の仕事で、アマゾンの肩とヘルメットの位置関係からでる動勢がつかまえられ、絵的な仕事と彫刻的な仕事のバランスがとれてきました。台座の楕円なども、サラッと合わせられると良いですね。

フレッシュバナナクラス塑造課題

フレッシュバナナクラスでは8時間で塑造の構成を行いました。
課題は「任意の幾何形態と布と身体の一部を構成しなさい」というものです。
発想の段階では面白いものがたくさん出てきてはいますが、それを具現化する造形力に物足りなさを感じました。制作時間を気にして消極的になり無難なものを造っても意味はありませんが、そうとはいえあまりにも欲張り過ぎての突っ込み不足では本末転倒です。造り込んで魅せていく部分と、自分だけの世界観をバランスよく時間内で表現することが大切です。
ちょっとカタイ話になりましたが、せっかくの可能性を無駄にしない為にも、この先しっかりと力をつけて行きましょう!!

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KMさんの作品です。
制作時にちょっと量が細いかと思われましたが、結果として正面性を意識した繊細で緊張感のある彫刻が出来上がりました。

夜間部テラコッタ展!

夜間部で自由制作したテラコッタの作品展が始まりました!
10月11日〜19日まで。すいどーばた美術学院本ーB前ギャラリーにて。
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マルストルソのあずかり作品

時間外で課題の続きをしていたM.Kさん。
掴みかけている感覚をモノに出来たでしょうか。
粘り強く形態に反応して、厚みのあるデッサンになってきました。
倍版の木炭紙に負けない迫力になって来たと思います。
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基礎科彫刻実習の作品紹介!

お待たせしました。
基礎科彫刻実習での優秀作品を紹介します。
今回の実習は例年よりも人数も多く、作品も初めての塑造とは思えない作品が多数ありました。
これを機に彫刻を始めても良いかもしれませんね^^

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モデルさんの雰囲気をちゃんと掴んでいます。1つ1つの形も丁寧ですね。

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人間のバランスなどを気にしながら作れました。形に自分の意志が感じられます。

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目の印象が強いモデルさんでした。とても良く観察して何度も作り直していた結果、良い作品になりました。

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モデルさんの姿勢を良く観察しています。首が前に出でいるのがとても自然です。

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首周りで終わらせずに胸像にしました。大きくなってもバランスをしっかり保ち、全体感を大事にした作品です。

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しっかり骨格や筋肉を意識して作る事が出来ました。

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人一倍大きい作品です。モデルさんにとても良く似ています。ボリュームと作り込みの関係が良いですね。


こちらはデモストレーションとして一緒に参加してくれていた彫刻科昼間部生M.Sさんの作品です。
普段短い時間で制作するため、なかなか完成まで仕上げてこれませんでしたが、今回は普段の倍以上かけて制作したため、本人も納得のいくまで作る事出来たのではないでしょうか。
これで自信をもって普段の課題に取り組んで欲しいです。
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おでこの辺りの形態感は少し弱く見えますが、髪の毛や目の周りなどのこだわり、モデルさんの特徴などを丁寧に追っています。形にリアリティがありますね。

首像などの彫刻は、リアルにそっくり作ることがすべてではありません。今回紹介した作品以外にも、初めて粘土を触った、人の頭部をじっくり観察したという感動が詰まっていました。
モデルさんを見て、その形や雰囲気を感じて、粘土に自分の感じた事を表現する。
それがなによりも大事なのではないかと感じています。(白井)

夜間部 アムールデッサン

10月になりましたがまだまだ暑い日が続きますね。
そんな中、夜間部もモリモリ頑張っています!
今回はアムールのデッサン。
ひとり一人まだまだ密度は足りませんが、確実に力がついてきました。
一点紹介します。

m.sさん(現役生)
全体を大きく捉えながら、光の印象と形を上手く絡めて描くことができて良いデッサンになりましたね。
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基礎科彫刻実習!

皆さんこんばんわ。講師の白井です。
今回は9月24日から2週間、夜に主に基礎科の生徒が彫刻実習をしていました。
その制作風景と作品をご紹介します。

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皆さん真剣に制作していました!

優秀作品はまた次回まとめてご紹介します。

粘土構成課題

今日のフレッシュバナナクラスは御者のマスクとロープとレンガの構成課題でした。
優秀作品を2点紹介します。

R.Iくんの作品
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ボリュームのある構成ですが、モチーフ同士の空間に動きがあり面白い構成に仕上がりました。
個々の造り込みをより極めて下さい。


T.Yくんの作品
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配置は直角でのつながりが強いですが、モチーフの角度の微妙なズレでうまくバランスをとっています。
マスク部分の印象も気を抜かずに!

今日のプルプルチェリークラスのジョルジョと壺

今回の課題は3時間素描“つぼ”と木炭デッサン“ジョルジョ”です。

ジョルジョは胸像ですが体重がどっちの足に乗っているかわかりやすい像です。
その動きを掴んで、印象を合わせる事が重要です。

S.Eくんのデッサンです。
最近気合いが入っているS.Eくん、自分の攻め口をキープしつつ彫刻的な実技内容が充実しつつあります。
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頭と身体の重心の関係、軸のねじれなど、今までは取りこぼしやすかった部分がしっかり捉えられてきました。顔面の印象も傾きと共に掴まえています。身体の左右の調子の変化がスッキリ捉えられるとより良くなりそうです。

こちらは、3時間素描、壺です。
Y.Mくんの作品です。
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普段に比べて炭が柔らかく消化でき、壺のグラデーションや模様、縄の質感など繊細な描写も自然に入ってきました。壺下の楕円のアールにもしっかりとこだわれると安定感が増しますね。

通信教育の学生作品!

彫刻科では通信の学生も今年はかなり頑張っていますよ!!
そのうちの3名の作品を紹介します。全て10月になってからの最新作です。

C.Tくん(高校生):印象がいいヘルメスになりました。とっても大事なことです。
形に迫る描写も魅力的です。
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I.Mくん(高校生):円盤の形を明快に空間的なところも気をつけて描けてきました。
この調子です!(^^)/
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M.Oさん(高校生):円盤の印象がもう一つですが、大きな形、構造等を見ようとしている感じが良かったですね。
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レベルが高くてビックリです。^^
通信の他の学生も頑張っています。これからも期待してます〜。
*11月の公開コンクールで、また皆さんと会えるのを楽しみにしています。
それまで、どしどし、力作を送って下さいね〜。
彫刻通信より

アバタのヴィーナス模刻です。

今日のプルプルチェリークラスはアバタの模刻でした。
微妙なネジレがきれいに繋がって全体の印象を造り出す像なので、丁寧な観察が要求されます。
大きさが手頃なので、やり取りの中から彫刻の基本を学ぶには良いモチーフです。
しかし、学ぶだけでは中途半端なものにもなってしまいます。造りきらないと甘さが際立ってくるので突っ込んだ観察と造りを心掛けましょう。
今日は1点ご紹介します。

S.Iくんの作品
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頭部、首の捉え方に甘さはありますが、顔面の印象はいい感じで造れています。
全体でカチッとつかめると尚良いでしょう。

センター試験 出願期間中です。(*^^*)

10月12日金曜日まで。

受験生のみなさん、準備はOK?

(^○^)しっかり書いて早めに出しましょう。

彫刻科

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