今年度は、4月はあえてレクチャーを行わず、学生の新鮮な感覚を活かして実技に取り組んでもらいました。
そして5月後半、学生がさまざまな経験を積んできたタイミングで、昨日・今日の2日間にわたりデッサンのレクチャーを実施しました。
〜1日目〜
嶋田先生によるスライド(なんと驚きの140枚超え!、!!)を用いた、たっぷりの解説からスタート。


道具の使い方はもちろん、現象の見方や「なぜ大学では石膏デッサンが課題として出題されるのか?」といった深いテーマまで、丁寧にお話ししてくださいました。

その後は、デスケルの使い方のレクチャー。

約20分間、デスケルで確認すべきポイントも解説しながら、実際に制作してもらいました。
しっかり使えば心強い味方になりますが、雑に使えば"悪魔"と化す...そんな恐ろしさもある道具です。怖いですね〜。
〜2日目〜
この日は小柳先生も加わり、さらに充実したレクチャーとなりました。
今度はあえてデスケルを使わずに描き進めてもらいましたが......

なんと、45分でこのクオリティー!
デスケルがなくても、クロッキー力がしっかり身についていれば全く問題ありません!

こちらは嶋田先生の作品。
同じく45分制作です。堂々とした構図とたっぷりと乗った炭。
この出だしができれば、もう"勝ち"と言ってもいいでしょう!
学生の作品からもなかなか良いのが出ました!その中から2枚ご紹介します!
C.Mさん

ずっしりとしたブルータスの印象がこの時点でしっかりと出ています。このまま進められればよくなる未来が見えますね!
H.Oさん

う〜〜ん安定感あります、良い描き出し!!!
時間をかけてレクチャーの内容を粗食し、自分のものにしていきましょう!!頑張るぞっ!