彫刻科では王道、ブルータスのデッサン＆模刻でした。
まずはふじっコ
Y.Aさん
どっしりとした量感！！ブルータスらしく、堂々と描き切れています。
T.Tさん
動きが難しい位置ですが、冷静に組み立てられていますね〜！
続いてピュアココ！
Y.Uさん
安定感あります！！
2023年10月アーカイブ
公開コンクールの熱も冷めないタイミングで、デッサンの更なる強化を試みました！
選択制で一週間のうち、6時間×３枚もしくは18時間を１枚と個人の問題点に合わせてデッサンに取り組みました。
集中的に課題に取り組むことで、たくさんの収穫がありました！！
K.Tさん
描き出しから安定していました。
冴えのある調子で密度が上っています！
T.Kさん
攻めた構図でスケール感バッチリです！
顔が似てますね〜、描写内容も豊かです。
S.Uさん
前半に色面がしっかり作れたのがよかったですね。
頭部が塊で前に出てきています！
R.Sさん高校2年生！
ジョセフの重量感と軽やかな細部の表情がよく出ています。
時間をかけた、こだわりの作品〜
M.Fさん
全体に柔らかい雰囲気で仕上げられています。
修正に修正を重ねてここまで辿りつきました！この経験は今後の飛躍に繋がるでしょう。
R.Kさん
頭部に見せ場がもう少し欲しい所ですが、この位置から難しい肋骨の表現がドンピシャ決まっています。
他にも個人で変化がみれました、この感触を大切にしていきましょう！
お疲れ様でした！！
今年も全国公開実技コンクールが行われました。
全国から137名の申し込みがあり、遠くから来てくれた高校生もたくさんいました。
参加してくださったみなさんのおかげで熱気のあるコンクールとなりました。
ありがとうございました。
当日の様子をご紹介します。
デッサンのモチーフはアリアスでした。
2018年度の東京藝術大学一次試験で実際に出題されたモチーフですね。
まずはコンクールの採点方法や評価基準など、説明がありました。
そして総評、上位１０点を講評しました。
続いて表彰式！
表彰状と賞品が贈呈されました。
1位おめでとうございます！
その後は５クラスに分かれて１点ずつ全てのデッサンを個別講評します。
午後からの特別講演会では、美術家であり武蔵野美術大学の教授である冨井大裕先生にお越しいただきました。
タイトルは「彫刻試／私論」
冨井先生が「彫刻」をどう捉えているか、彫刻史と先生の作品の繋がり、最近の活動内容など、とても贅沢な内容でした。
受験生にとっても非常にわかりやすくお話ししてくださいました。
本当にありがとうございました。
先日の全国公開実技コンクールの総評とTOP１０の作品をインタビューページとGalleryページに掲載しました！
今年は全国から137名の申し込みがありました。
なんと、芸大受験者の約7.5割の人数が集結です！！
モチーフはアリアス、２０点の合格作品が出ました。
インタビューページにはデッサンを採点した各講師の総評が載っています。
実技を強化していく中で今後の参考にしてください。
Galleryページには上位１０点の作品が載っています。
今年のレベルはいかがでしょうか。
受験までまだ４ヶ月半とありますので、しっかり調整していきましょう。
参加してくれた皆さん、お疲れ様でした！！！
いよいよ公開コンも前日に迫りました！
アトリエの熱気も盛り上がりいいデッサンが増えてきましたよ！
そんな中でふじっコクラスから一点秀作が出たので紹介します〜
K.Oさん
形の言い切りが中々かっこいいです！いい感じ〜！明日も期待しています！
ついに、公開コンクールが明日10/21開催されます！
それに向けて６時間で、各々モチーフを選んで描いてもらいました〜！
Y.Uさん
髪の毛の描きっぷりが心地よい臨場感に繋がってます！
ピュアココクラスからも、カラカラ帝＋ベロアのデッサン秀作３点出ましたので紹介します！
M.Tさん
炭が張り付いて、鮮やかな画面になりました！
重さもしっかり感じます。
Y.Uさん
光と影の移り変わりが丁寧に表現されています。
空気感がいいですね〜
S.Mさん
カラカラはもう一歩踏み込みたいですが、布の表情が豊かで目をひきますね！
隙間の抜け感もかっこいいです！
小川先生のデモスト！
状況がパッと一目で伝わってきます！
この組み立ての安定感、すごく参考になりますね〜！
萌え燃えアミーゴ（夜間部）では公開コン前とのことなので、６時間で デッサンを行いました！
講評時間を入れたら制作時間は実質５時間です！
今回のモチーフは武装する女神。
彫刻科ではあまり描く機会がないモチーフですが、デッサンで意識したい根本は一緒です。
短時間での制作でしたが、良い作品が出ましたので紹介したいと思います。
N.Iさん
見上げのスケール感、武装のボリューム感を切実に表現できました。グッド！！
ふじっコクラスです！
粘土を15kg以上使用し、手を塑造しました。
9時間課題です。
15kg以上のボリュームで、時間内に完成度を上げて、作品としての説得力を持たせるにはどうすればいいか。
スケジュール管理、判断力も実力のうちです。
むしろ短時間の試験では、そこが鍵だと言っても過言ではないと思います。
自分のペース、強み、苦手なことをしっかり把握していきましょう。
3点紹介します。
E.Sさん
4時間くらいの時点で、すでに完成イメージが見えていて
あとはどこまで詰められるか、という状態に持ってこれていました。
やりたいことが明確で、こだわりを持って仕上げることができました。
H.Sさん
面白く、絶妙な空気感を持った作品になりました。
手を動かすだけでなく、じーっとひたすら作品を眺める時間をたっぷりととって
良いやりとりができていました。
Y.Aさん
独特の設定が持ち味の作者。
わかりづらいモチーフに説得力を持たせるには力が必要ですが
鍛えた造形力でしっかりと言い切ることができました。
夜間部、萌え燃えアミーゴクラスでは先週、友人素描を行いました。
秀作が何点か出たので紹介します。
S.Yさん
大きく画面に入れていますが、バランス良く仕上げてきましたね！
T.Kさん
固有色への反応がいいですね！目立ってました！
T.Mさん
柔らかい炭使いで独特の表現です。
R.Sさん
全体感がよく、丁寧な仕事が細部まで行き渡っています。
こんにちは〜
ふじっコクラスです！
本日はカラカラ帝の頭部にゴージャスなベロアの布をあしらったモチーフを素描しました。
鮮やかなベロアの赤に石膏の白のコントラストが印象的なこのモチーフは、色味の差や素材の質の違い、傾いた頭部に布が巻かれることで生まれる空間性など要素に富んだ内容になっています。
Y.Mさんの素描
ターバンのように巻かれたベロアが良い雰囲気を醸し出しています。また肩越しからの眼差しに落ちている影から、映画のようなパイレーツな印象を受けますね。カッコいい！！
今回のモデルは普段、制作を共にしている友人です。
お互いを知っているので感じよく作りたい所です。
S.Uさん
似てます！
細部まで丁寧に観察があり中間色の豊富な作品に仕上がりました！
T.Kさん
モデルらしい仕草が出ています。
張りのある質感も心地よく出ましたね！
M.Sさん 高校2年生
上から下までスラっと捉えているのですが、一周してみると塊の強さ、軸の強さがあります、渋い！
Y.Tさん
繊細な作業が所々に効いています。
モデルのイメージがしっかりあるからこその言い切りです！
S.Yさん
実技の半分以上は素描を基に制作しています。
モデルなしでこのレベルにあるのは基礎が身についている証拠です、感心します！
そして、嶋田先生のデモスト！
なんと5時間〜！
前半は荒付けの動きがとても柔らかく、参考になりました！
うなじのライン一つとっても魅力的な表現、学生も常に見習いながら制作できたことでしょう！
4月のレクチャーから講習会を経てだいぶ実力がついています！
新たな課題も生まれますが、実技がだんだん楽しくなってきましたね！！
2学期最初のデッサンコンクールが開催されました！
課題は「アムール」です。
それでは、上位の作品を紹介します。
1位
R.Oさん
2位
R.Fさん
フジッコクラスです！
先日の構成課題で惜しかった学生が、延長して作品を仕上げてくれました！
R.Kさん
普段挑戦しない"量"にチャレンジしてきました！
繰り返し課題をこなしているとマンネリ化してしまいがちな構成ですが、自分できっかけを作ることでまた新しい発見が生まれますね〜！良い取り組みです！このままクラスを引っ張っていってください！
ふじっコクラスです。
奴隷の模刻を１点紹介します！
Y.Mさん
粘土の色味が一段上がったように感じました。
色味の変化は、上手くいっているかどうか、決まってきているかどうかの判断材料になると思います。
とても良い仕事ができましたね。
夜間部も構成塑造にチャレンジです。
芯棒作りから苦戦を虐げられた夜間部生でしたが、限られた時間で完成度の高い作品もありました。
N.Iさん
骸骨の重さと風船の軽やかさがわかりやすく出ています。
頭蓋骨を作り切ったので、空間の緊張感が高まりました！
構成課題の物差しが一つ出来ましたね。
次回はこれより良いものを作ってください！！
ふじっコクラスです〜
本日は頭蓋骨と風船の構成課題でした！
要素の全く違うモチーフ、その二つをどう組み合わせ、面白味を持たせながら展開できるか？
常にチャレンジしたいものです。
M,Sさん
シンプルな構成だからこそ、頭蓋骨の上で踊るような風船がとても映えていますね！
回すとさらにリズミカルです。
T,Tさん
風船を囲む形にし、程よい余白にコツンと頭蓋骨を配置！モチーフの要素を上手く響き合わせています。
最近、朝晩めっきり秋めいてきましたね〜
さて公開コンクールまで２週間！！ここからグイッとギアをシフトアップしていきたいです〜
そんな時にぴったりなモチーフの奴隷！フジッコクラスで描いて見ました。
T.Tさんの奴隷
顔面の伸びやかさに若干の歪みも感じますが、奴隷の持つ身体の色っぽさに作者の感受性が反応したのでしょう〜知識だけでは出せない芳醇さを画面から感じます！
Y.Mさんの奴隷
カラッとした冴えのある炭、顔側に余白を少し広めに取った絶妙な構図。近くで見ると木炭紙をいたわるコンディションワークなどなど、随所に気を配るのが素描ですね！ですが本人の完成イメージはもっと高みを目指しているはず。作者も含めドキッとさせて下さい！！
今日はコンクールの採点中課題でクラス合同、自画像を描きました！！
素描を通して何を表現したいか？何を伝えたいのか？大切にしたいです。
自画像ですのでイニシャルは控えます。
柔らかい表情は本人の人柄が良く表れています！こういう似ているって良いですよね！
光の当て方などとても能動的で良いです！左側の余白の開け方も効いています！
ピントの合わせ方が小気味良いですね！また固有色の響き合いも内容の良さに一役かってます！
今日は2学期が始まって最初のコンクールでした！課題は12h塑造「自分の頭部と手を組み合わせて作りなさい」でした！
一位a
二位a
三位a
四位B°
五位B°
六位B°
七位B°
先週も講師のデモストがありました！
遠山先生！
とても参考になる描き出しをしてくれました！
筋肉の表現や難しい髪の毛の描写も工程が見れたお陰か、夜間生の炭の扱いにも変化が見れました！
小川先生！
表情の多い像ですが、前半はシンプルな面の組み立てが参考になりました。
その後は複雑な見方で動きの柔らかさを出しています。
引き続き今週もデモストがあります！
目が離せませんね！！
