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2012年02月14日

●アヒルの塑造とベルベデーレのデッサン

冷たい雨でしたが、アトリエは熱気を帯びていました。
本日はアヒルの塑造です。

時間を考えての無駄な仕事を省く意識、それが強すぎると粘土の付ける量がやや弱くなります。
または熱くパワフルに行き過ぎるとこれまた強引になりがちです。

双方のバランスが大切ですね。

Y.Uくんのアヒル
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アヒルの印象から外れる事なくピントの合った言い切りが出来たと思います。安定感アリ!!

M.Mさんのアヒル

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量感、スケール感を静かに感じます。丁寧な仕事いいと思います。それでもまだ消化不十分な形がありますので、気を付けたいところです。

明日はヘルメスです。おなじみのモチーフですが、強敵ですよー。しまっていこー!!


こちらの春巻きクラスはベルベデーレ、うずくまるビーナス、円盤全身など大型石膏像いろいろでした。ベルベデーレのデッサンを紹介します。

N.Nさんのデッサンです。

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調子の美しい流れの中に形態感を閉じ込めてきました。腹部に入った逆光の調子や空間はドキリとする美しさがあります。

こちらは現役生、H.Yさんのデッサンです。

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調子の曇りが晴れて形がクリアになってきました。上半身の描写は非常に良いリアリティーが宿ってきました。

R.Mくんのデッサンです。

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柔らかい光を感じる自然な調子の中で、像の持つ空間性や量の傾きなど正確に捉えてきています。手前にくる足への触っていく仕事や、像の上半身のねじれへの観察が良いですね。

この時期らしい盛り上り、リアル感のあるデッサンが出てきだしましたね。

2012年02月11日

●本日のひみつクラス

ひみつクラスの構成課題です。

持つ、つまむ、握るなど動作によって生まれる手の形、
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用途のハッキリした紙袋。
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トリッキーな構成は出ないかわりに、少しの気の使い方が明暗をわけます。そんな中、今回は密度の高い実技が出ましたね。 good!!

最近
一日課題になってから、講評後に加筆する学生が増えてきました。6hといっても講評のために30分削られていますので、そういうことでもあるのでしょう。
K.Sさんのデッサン
パジャントの正面見上げは難しい位置ですが、顔や一つ一つの形など、印象を捉えながら良く詰めれたと思います!
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そして、自刻像です。
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一目見て素直な印象を受けました。形を作ることよりも、形を追うによって出てくる形が本人自身のの歪みをはらみ、それがかえって自然な表情につながったと思います。

2011年11月10日

●今日の課題はジョセフとアバタ模刻でした。

st.ジョセフのデッサン
大きな空間性と砂岩特有の質感のよいゴシックの形態感が特徴の像ですね。いろいろな攻め口があるモチーフだと思います。
N.Nさんのデッサン

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見下ろしの視点から、石膏の白さをいかしながら面の組み立て、描写のポイントなどいろいろなツールを使いながら絵のピントが合ってきました。描いていく楽しさとバランスの安定感が気持ちのいいデッサンだと思います。

アバタ模刻
彫刻科といえば、アバタのビーナス。昨今カリキュラムでの登場回数は減りましたが、あなどれない彫刻です。あの小さい中に、彫刻の大切な要素がぎっしりと詰まっています。
Y.Uくんのアバタ

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流れにともなった頭部の処理や、自分の手癖ではなくモチーフの形にあわせた粘土の扱いなど、よい仕事が見られました。ほほから下まぶたの形状がやや印象を損なっているのが気になります。今回出来なかったことは次回の課題ですね。

2011年11月01日

●自刻像

こちらはひみつクラスです。
9hで自刻像をつくりました。2学期のはじめ骨格標本をつかっての実技やクロッキーをベースに動物をつくってみたりと色々な方向から塑造の強化をはかりましたね。記憶やメモなど見直しながら仕事を進めてください。

今日の撮影作品は3点です!

Y.Mくんの作品
髪型を中心に、がっちり作り込んでいく方向性が噛み合ってきましたね。横からや斜めから組み立てた流れのラインも綺麗です。
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H.Gさんの作品
柔らかい空間が魅力ですね。表情の表現と形の追求のバランスが良いですね。
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H.Sさんの作品
近場で見ても遠目で見ても強い作品です。中から感じられる張りがしっかりしていて、存在感があります。
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2011年10月28日

●自主課題 ヘルメス模刻

課題で提出されたヘルメスを、自主的に時間を見つけて詰めていった
T.Mくんの作品です。

首の傾きや耳の位置など課題が残る部分はありますが、最初に見えるヘルメスの印象を終始捉えながら、固くなりすぎずに粘土が扱えています。
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粘りが良い方向へと実を結んできました。

2011年10月20日

●奴隷のデッサン クジャク鳩の塑造

今日はこちらのクラスは奴隷のデッサンでした。一点、良いレベルのデッサンが出たので紹介します。

R.Mくんのデッサンです。モチーフに合わせていく仕事と、完成度を上げていく仕事、この二つは相反しやすく両立させるのはなかなかに難しいことだと思うのですが、このデッサンでは像の印象やプロポーション、動きと繊細な描写の完成度が高いレベルで噛み合っていると思います。

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こちらはひみつクラス クジャク鳩を塑造しました。

バランスがあえばいいのか?ポーズがそれらしければいいのか?それは土台であってその先もっと求めてもいいところはあります。ただの粘土が鳩に見える、感じるられる。そんな方向を目指しやりとりができればと思います。

K.Mさんのクジャク鳩
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鳩の場合、形の説明で静かに終わってしまうことがままありますが、クジャク鳩では尾羽の華やかさがポイントになります。カッチリおさえる所と遊べる所、この塑造は両方良い塩梅だと思います。

そしてM.Mさんの素描
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友人像ですね。画面から描くことの喜びを感じます。基本それでいいと思います。

2011年09月10日

●今日の首像

きょうのひみつクラスは、友人像でした。

骨格レクチャーが週の頭に入った成果が感じられました!
筋肉の付き方、首の入り方、骨の位置に安定感があると、それだけで格段と良く見えてきます!
ここから先が勝負になってきますね。動きやサイズが変わってもここまでの意識はきちっと組み立てて、さらに表現への探りを2学期は目指していきたいです。

今日の秀作です!

N.Sくんの作品です。
とても自然に表情や質感が追えています。首の切り口も空間へ自然にアプローチ出来ていました。
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H.Sさんの作品です。
動きを付けてきたうえでも、しっかりした全体感があります。表情も上手いです!魅力的ですね。
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K.Mさんの作品です。
しなやかな繋がりがあり、空間を上手く使えていたので、柔らかくかつ強い作品となりました。
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E.Iさんの作品です。
友人”と言うテーマにハマった作品でした。表情がとても柔らかく、見ていて飽きない作品です。
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S.Aくんの作品です。
目立ちますね!骨格、サイズ、空間、表情、粘土付け、どれもきちんと意識出来ていました。かっこ良いです。
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そして、今日から、夜間の基礎科首像実習が始まりました!
今日は彫刻作品や、大学での生活などのスライドをみんなで見ました。
そして、芯棒を作るところまで進みました。次回からいよいよモデルさんが入り、粘土を付けていきます!たまには、体を動かすのも気持ちが良いですよ!
楽しんで行きましょーーー!!!
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2011年08月18日

●ブルータス模刻 芸大Bクラス

芸大Bクラスでもブルータスの模刻が行われました。
最後の課題ということで熱の入った学生も多かった事だと思います。9時間のなかで、全体像の軸の構成、マスク部の印象等、バランスを取りながら緊張感のなかでの制作だったと思います。

M,Mさんの優秀作品を一点、ご紹介します。
造り出しから安定した粘土付けができていました。彼女はまず首の軸からあら付けをして、それに頭部をのせていきました。頭部からマスク部にかけてしっかりとカタチをつなげて、良い時間を過ごしていました。現役生の皆さん。是非参考にして下さい。

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2011年05月19日

●今日の塑造は動物色々

動物クロッキーやレクチャーが入り、みっちり動物に向かい合ってきた成果が少しずつ出てきました。頭で理解を得た部分が率直に観察して行く事とつながっていくと良いですね。
引き続き明日も動物塑造です!ここで仕上げに行って下さい!

今日の優秀作品2点を紹介します。

K.Nさんの作品
粘土の色味がかっこ良いですね。動きをしっかり組み立てながら、柔らかい表現が出来ています。
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Y.Uくんの作品
より観察することに重点をおき、作品が魅力的になってきました。クロッキー力、大事ですね!
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2011年02月17日

●石膏像いろいろと構成

今日こちらのクラスは昨日のクラスと入れ替えで石膏各種を描きました。昨日のクラスのコメントにもあったように彫刻科ではあまりお目見えしないマイナーモチーフですが、マイナーだからといって侮る無かれです。彫刻的な要素は普段のモチーフに比べれば低いですが、その分、バランスをしっかり捉えていくことや印象を合わせていくこと、画面の完成度がより求められたりもします。また、気を付ける要素が少ないだけに、何かきっかけを掴むにはいい課題だと思います。

M.Yさんのデッサン
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このところデッサンに対するアプローチに勢いがあります。画面全体を使った臨場感・空間表現とその中で立ち現れてくる個々の形に対しての食い付きが勢いと柔らかさを持って繋がってきています。額から前頭部の明快さと奥側の胸の回り込みがもう少し欲しいところです。

T.Aくんのデッサン
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前回のパジャントのデッサンから比べるとグラデーションに幅があり、かつ明快さもあります。強引な描き込みはなく、座った位置から見えてくるモチーフの全体像を大事にしながらも画面に対しての言い切りが出せています。ハーフトーンにも幅がありますね。後頭部側のヘルメットの形態感と全体に回り込みの仕事がもう一歩。

K.Mさんのデッサン
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逆光の中でできる木炭の調子に柔らかさがあり、その場にあった空間が綺麗に表現されています。課題としていた描写にも硬さが無くなってきていますね。欲を言えば、ワントーン、木炭の調子に幅が出ると画面に対して迫力と広がりが更に出ると思います。

M.Mさんのデッサン
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画面に冴えと迫力があり、絵が大きく見えますね。ジョセフに続き良い一枚が描けました。このところの実技には安定感と勢いを感じます。特に言うことはないのでこのままいって下さい!!

R.Mさんのデッサン
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描き出しから良い捉え方をしていました。途中、仕事が顔面に集中してしまい頭部とのズレなどが見えましたが、そこから再度、全体に目を配らせることで狂いがなくなりました。まだ途中感はありますが、こちらも良い一枚ですね。

K.Oくんのデッサン
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メリハリのある調子が魅力的です。逆光ならではという感じですね。表情を描き込もうとすると形を無視したところで線的に処理しがちですが、今回はそういったところもなく、調子に色味と厚みがあっていいですね。

こちらは石膏各種ではなく、奴隷です。
H.Sさんのデッサン
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こちらは現役生のデッサンです。メリハリと抵抗感のあるデッサンですね。前回のジョセフのデッサンでも画面に明快さがあり全体像をカチッと捉えていましたが、今回はその精度がより高いものとなり、奴隷から生み出される質に近づけました。重心が乗る側の脇腹・腰回り・肩と額・前髪はもっと迫りたいですね。


今日の塑造は、様々なモチーフから1つ以上選択して自刻像と構成する課題でした。
自刻像とモチーフとの関係性や扱い方のバリエーションや粘土の表情の付け方に変化を求めたいところです。

S.Hくんの作品。積み重ねたレンガの上の手と自刻像の関係が見せ場になる構成です。見る位置によっては心棒が気になってしまいますが、面白い表現になったと思います。こういった課題ではどんどんチャレンジして欲しいので積極的なところを買いました。
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K.Nさんの作品。布や自刻像への作り込みが偏ることなく手が入っています。布のいい切りが目を引きます。布で隠れている首へのアプローチもしっかりと!
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N.Nさんの作品。空間を広く使い、動きと流れを上手く表情にからませて表現していると思います。この調子で行きましょう。
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K.Tさんの作品。首の動きを強調するようにロープを使って螺旋の流れを造り、空間を創り出しています。完成度が高く時間の中でしっかりと仕事ができていますね。全体の距離感にもう少し変化が出せれば、空間に余裕ができたと思います。
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R.Kくんの作品。自刻像の扱いをマスクに収め、全体の構成を優先して空間構成しました。バランスが良いですね。もう少し表情に突っ込んで言葉を発したいところです。
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H.Gさんの作品。自刻像の動きとロープの動きを、上手く意味合いを持たせながら絡めてきています。目線が顔から奥のロープのへと自然と誘導され、綺麗な空間が感じられます。ロープの造り込みがもう一歩!
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R.Iくん(現役生)の作品。布で、微妙に芯棒を隠しながら空間を見せれています。目線の先と布の先に何かを感じさせるションプルで意味のある構成ができました。表情にも力があります。
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