模刻コンクール(塑造)/Aグループ

塑造コンクール(模刻/ブルータス)を行いました。6時間でのコンクール。もう実戦に向けて一気に集中力を上げて行く段階に入ってきましたが、全体的に完成させようとする気持ちが先行し、少し表面的になった人が多かったように感じました。やはり落ち着いてしっかり「全体」のバランスを確認し、無闇に部分に入らないように、「基礎」を確認していきたいものですね。
明日は引き続き残り半分の学生がチャレンジします。特に高校生には頑張って欲しいですね。

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A.Sさん。少し形が絞り過ぎてがたついた感じはしますが、積極的に動きや形態を追い込んだ充実感があります。

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A.Sさん。あまり強さや特徴はありませんが、全体感の印象をとても柔軟に丁寧に追いかけていて安心感があります。
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S.Tさん。作り込んではいないのですが、常に大きな形態に立ち戻りながら把握しようとする姿勢が感じられ、単純に作り込んで失敗している人にとってはこうしたアプローチは大いに参考になるのではないでしょうか。

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唯一男子でトップグループに入ったS.M君。少し形が膨らんで頭部と顔のバランスが微妙にずれましたが、密度感がとてもあり好感が持てるものとなりました。

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M.Tさん。観察眼のある彼女。その観察力での情報がうまく整理、まとめられなかったところがあったのですが、今回は全体への意識がしっかり働き、おだやかにバランスを合わせることができました。大きな前進です。

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このページは、彫刻科主任が2010年2月 8日 18:51に書いた記事です。

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