模刻コンクール(塑造)/Bグループ

昨日に引き続き残り半分のBグループ33名による塑造コンクール。
多浪生も多く、全体的に昨日よりレベルの高いものが揃いました。上位3名は6時間という時間の中で密度感も含めハイレベルな位置までしっかり作れました。

urushi.jpg
Y.U君。首周りの空間が広がり過ぎて、ブルータスの力強さが欠けていますが、逆に動きにも積極的にアプローチしており、また個々の形のシャープさも抜群です。今まで培ってきた良さがここにきて開花してきました。

karin.jpg
K.Yさん。全体のバランスとしては最も安定しています。トップとの違いは形のシャープさですが、柔軟な観察眼が際立っています。

aki.jpg
A.Yさん。彼女もここに来て全ての面で安定してきました。のこり僅か、自信をもって取り組んで欲しいと思います。

benika.jpg
1浪、努力家のB.Nさん。この位置からは分かりませんが、側面の押さえが少し甘くなり開いてしまいました、が、それ以外はとてもおおらかに合わせてきました。粘土の押さえもよく生き生きとしています。もともと観察眼がありますから、しっかりと大きく押さえる力をもう少し伸ばしてくれば大丈夫でしょう。かなり力をつけました。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科主任が2010年2月 9日 18:26に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「夜間部の塑造作品」です。

次の記事は「コンクールデッサンと素描」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。