鳩の塑造

鳩は、小さいのでより観察力が必要です。大きなフォルムや輪郭に反応する部分と、骨格や筋肉を追っていきながら細かくなって行く部分とのバランスが大事ですね。
動物を作る上で必要な、頭ー肩ー腰ー足の連動する動きなど、再構成に対しては、以前より意識出来てきています。
見せ場になる頭部や足も、もっと言い切って行きましょう!

H.Gさんの鳩
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肩から頭部にかけてのフォルムが鳩らしいです。バランスやフォルムの印象をまずつかまえた事が良かったですね。

M.Yさんの鳩
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やわらかく包み込むように形を捉えるM.Yさんですが、どうしてもつめる仕事もやさしくなりがちでした。が、今回の鳩は形をしっかり造り込む事ができましたね。

M.Mさんの鳩
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スッとした立ち姿がとても鳩らしかったです。肩まわりを中心にしっかりと形をおさえる事で安定感がうまれました。

R.Kくんの塑造
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素直に観察をしながらかつ構造を意識し、こう魅せたい!という意思を感じます。攻めていく姿勢が大事ですね!

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このページは、彫刻科教員が2010年11月 6日 17:22に書いた記事です。

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