ガチョウの塑造と奴隷デッサン2

今日、こちらのクラスはガチョウの塑造でした。滅多に作ることのない動物ですが、量感もある突っ込み甲斐のあるモチーフですね。鳴声がうるさいのが、ちょっと大変でしたね。
全体的に、立ち方を意識出来た塑造が多く見られました。

K.Hさんの塑造
粘土の質感が面白いですね。首の動きに無理が見られますが、粘りながらよく作りました。
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K.Sさんの塑造
ガチョウの量感をダイナミックに捉えた塑造ですね。やや体の形態感が弱く見えてしまうのが惜しいですね。
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そしてこちらはM.Aくんのガチョウの素描
地面に対してしっかりした立ち姿から安定感を感じます。細部の描き込みやほわっとした量感から魅力も生まれましたね。
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奴隷の預かりデッサン4枚です!
タイプの違う4枚で、魅力がありますね。
公開コンクールを経て、徐々に全体のテンションが上がり盛り上がって来ました。
ピリッとした空気、良いですね!

R.Kくんのデッサン
安定してきましたね!この位置ならではのダイナミックさが伝わってきます。もう一息、上からの光の意識、暗い部分のグラデーションが盛り込めると最強ですね。
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S.Aくんデッサン
描く形にパンチがあるS.Aくん。その中に空間を意識した繊細さが入ってきましたね。背中側と正面からの正中線をもっと感じながら向こう側の形態感が見えてくると良いですね。
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K.Nさんのデッサン
形を取るのに苦戦した結果、淡泊になりがちだったデッサンが、動きを伴って、ギュッと詰まって来ました。存在感を感じます。顔の印象が合えばさらに強固なものになりますね。
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A.Sくんのデッサン
繊細かつ綺麗な色味で責めて来ていますね。目を引きます。ねじれや伸び縮みなどの動きに対し、もう少し欲を出して行き、一段上を目指したいですね。
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このページは、彫刻科教員が2010年11月27日 17:23に書いた記事です。

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