人体デッサン

今日は両クラス合同の人体デッサンでした。二人のモデルさんが来てくれましたが、プロポーションが対照的でした。どんなモデルさんが来ても、モデルさんの持つ佇まいを意識しつつ、人体として立つということにどれだけアプローチできるかが大切になりますね。

A.Mさんのデッサン
無理に描き込むことはせずにモデルさんがもつ佇まいを、空間を意識しながら引き出すことができました。
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A.Sくんのデッサン
骨格的な形態感にはやや弱さがありますが、木炭の色味には冴えがあり、立っている感じを自然に捉えています。
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F.Tさんのデッサン
途中調子にバラつきがあったものの、最後には上手に繋げてきました。逆光の中での見上げた感じが上手く出ましたね。
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R.Mさんのデッサン
こちらも無理に描き込むことなく、全体感が出せました。木炭の表現にも魅力があり、白から黒へのグラデーションの幅の広さには惹き付けられますね。
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T.Hさんのデッサン
木炭に浮いた調子がまだありますが、光を意識した調子には色味があり胸回りから首周りにかけての空間表現には魅力があります。
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このページは、彫刻科教員が2011年2月 1日 17:01に書いた記事です。

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