本日はStジョセフでした。圧倒的なスケール感にどう対応するか？インパクトのままで捉えると顔面が巨大になりがちです。動きに伴う両肩の関係、体からの頭部の出かた、首周りの空間、光の移り変わりに気を配りながら密度を上げられたでしょうか？
M.Mさんのデッサン
ジョセフのスケール感を引っ張り出せました。個々の形の質に対しては、まだまだ迫れると思う ので貪欲に行ってください。この調子で！
M.Yさんのデッサン
集中力を感じますね。自己の課題と向き合い、何かを掴まえていこうとする意志がデッサンから ひしひしと伝わってきます。良いデッサンですね。
コチラのクラスは鶏の塑造です。骨格、構造、動きをよく理解し、再構成できるのが動物塑造の面白いところです。積極的にアプローチしたいですね。
R.Mくんの鶏。
強い表情とボリュームが魅力ですね。このところ集中力が増してきて、作品に冴えがあります。このリアリティーに加えてゆったりとした自然な表情も探って欲しいですね。
K.Tさんの鶏。
バランスがよく安定していますね。頭部の骨格から尻尾にまで神経が行き届いています。胸の張りと表情にもう一工夫欲しいところですが、5.5時間の中でよく造っていると思います。
H.Gさんの鶏。
形態に厚みがあり存在感が良いですね。頭部の形態が弱く少し表面的になってしまったのは残念ですが、制作が終始安定していたので実力がついてきた感じがします。
N.Sくんの鶏。
攻めの姿勢が、最近の実技につながって来ていますね。意識の元にしっかり動きを再構成出来ています。表現も格好良さが出てきました。骨格的に締める所は締めていきましょう。
