今年初デッサンと初塑造

今日は年明け一発目のデッサンです。モチーフはミロヴィ(首なし)トルソorミロヴィ(首あり)背面でした。皆、よいお正月を迎えられたのか、気合いの入ったよいデッサンが多かったです。休みが入ることでモチーフを見る目にも新鮮さがあったように思います。良いスタートが切れたと思います。頑張っていきましょう!

M.Fさん
幅の広い色味が魅力的ですね。調子が色で終わる事なくミロヴィの持つ厚みに繋がりました。良い幕明となりましたね。
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A.Wさん
粘りのある炭使い、明快な調子が良いですね。A.Wさんの感覚が上手く引き出されたデッサンです。
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N.Nさん
描写で見せていくデッサン。自信と力を感じます。気合いは充分のようですね、このまま行っちゃてください。
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A.Sくん
画面に対する見せ方が分かりやすいデッサンですね。目的がシンプルにハッキリしていて良いと思います。
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明けまして!!こちらひみつクラスです。
みなさんお正月はいかがでしたか?たっぷりと蓄えられたかな!
新春の初課題はグデアの模刻でした。
ゴロリとかたまりが強いモチーフです。豊かなほっぺたに対してエッジのきいた目まわりなどの形。そのコントラストがこの彫刻の特徴ですね。本物は真っ黒な石で出来ていて表面は磨かれピンと張りつめた印象を受けます。
完成度、密度、言い切りが大事になってくるこの時期にグデアはうってつけではないでしょうか。
T,Aくんのグデア
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印象を大事にした造り込みいいですね!自分勝手にならないようにすれば、こうした水準の高い仕事ができます。

K,Nさんのグデア
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粘土がグデアの色味に近づいてきたと思います。こちらも高水準の仕事です。

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このページは、彫刻科教員が2012年1月 5日 16:24に書いた記事です。

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