夏季講習会のコース選択の目安

一学期もあと僅か、いよいよ夏季講習会が近づいてきましたね。

夏季講習会のコース選択について、簡単に解説しようと思います。夏は実力を大きく伸ばすチャンスです。講習会中は彫刻科専門の指導スタッフが毎日、複数来て指導に当たります。また、さまざまなモチーフに集中的に取り組むことも出来ます。

今年も短期のデッサン強化短期コース塑造強化短期コース東京芸大合格者によるデモンストレーションがあります。前期には毎年工夫を凝らしたレクチャーを交えた夜間のゼミ、中期には昨年好評だった夜間首像探求コースもあります。基本は塑造経験者が中心ですが、未経験者でもじっくり一つの作品に取り組み自分の表現を追い求めていきたい人にはお勧めのコースです(定員あり)。後期の彫刻総合コースは時間を一日7.5時間に設定して、短期間で集中的に実力アップを。総合コンクールもあり夏の成果を確認します。

そんな充実した環境ですので、短期、前期、中期ともに昼6時間、夜3時間のコースを組み合わせて受講することで、非常に効果的に実力を伸ばすことができます。後期は昼のみで7.5時間です。

短期は
デッサン強化短期コース、もしくは塑造強化短期コースと、夜間人体彫刻コースの組み合わせ
前期、中期が
デッサンコース夜間塑造強化コースの組み合わせ
後期は
彫刻総合コース
がおすすめです。

特に塑造力を強化したい学生は
前期、中期を
芸大コース夜間塑造強化コースの組み合わせ
にすると、集中的に塑造課題に取り組むことが出来ます。ただ一日9時間塑造という日が半分になるので、体力に自信がないとキツイかもしれません。
後期は
彫刻総合コース

どうしても夜間受講できない場合は、
短期はデッサン強化短期コース、もしくは塑造強化短期コース
前期、中期は芸大コース
後期は彫刻総合コース
と受講すればデッサン、塑造の実技にバランス良く取り組むことができます。


また、近々、各夜間ゼミの解説をこの日常ブログでアップしますので、コース選択の参考にしてみてください。ゼミは一個単位で受講出来ます。また夜間塑造を受講していれば、課題によりゼミを受講することも可能です。ゼミは毎回レクチャーが入り、授業のような感じで基本を理解して行くので、初心者あるいは苦手意識を克服したい人には特にお勧めです。

みなさん、自分にとって最適なコース選択で、夏季講習を充実したものにしてください!

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2012年7月 2日 15:20に書いた記事です。

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