作品にとって重要な要素である「質感」、このゼミではそこにこだわって作品を制作してもらいました。作品の見た目というのは、作品とそれを見る人の出会いの第一印象に大きく影響します。つまり作品を仕上げていくためには、作品の「質感」にこだわらなければなりません。彫刻の制作において、観察や捉え方が表面的になるのはよくないですが、かといって表面が荒っぽく粘土にしか見えないままではいつまでたっても塑造と空間が繋がっていきません。素材である粘土が別の質感に"成る"ことが大切です。作品を完成させるあたって今の自分にどの程度の質感表現力があるのか、きっちり二日間向き合ってもらいました。今回はモチーフが自由でした。その質感に興味が湧いた、作ってみたいと思ったモチーフの資料を集めて、それを元に自由に彫刻作品を作ってもらいました!
力作の一部を紹介します!
A.Oさんの巨大なゴーヤ、1m以上ありました。
A.Sさんのナマハゲ
R.Lさんの太陽
M.Sさんのフランスパン
S.Nさんの蟹
H.Yさんのコンクリート
Y.Mさんの納豆
もう1カット、匂いまで伝わってきます。
K.Kさんのカメ
K.Sさんのタツノオトシゴ
N.Nさんのゴーヤパン。どうゆうことか全く分かりませんが、良いんです。
B.Tさんのイヌ
A.Kさんの一夜茸
K.Kさんのスフィンクス
R.Tさんの蚕
もう1カット!
M.Nさんの貝殻
S.Wさんのゾウ
もう1カット!
Y.Hさんのアルマジロ
こちらは小野先生のデモスト作品、ミノムシ