先週、デザイン科彫刻科合同でデッサン課題を行いました!
毎年6月に行っている恒例行事ですが、今年は2学期に変更しました。
彫刻的な視点や基礎が固まった上で、スパイスとして取り入れられる部分を吸収して欲しいという狙いがあります!

彫刻科の初日は、今年もデザイン科の吉田有作先生にレクチャーとデモンストレーションをしていただきました〜
有作先生のデモストを紹介します!約1.5時間の制作です!
開始から20分〜30分時点

45分時点

1時間時点

1時間半時点

最初の構図どりやプロポーションをかなりシビアに合わせ、明暗で印象を似せていく。参考になります!この描き出しができたら一次試験も余裕で通っちゃいそうです
レクチャーを踏まえて、みんなには4日間の中で2枚描いてもらいました。

こちらは全体講評の様子です!科関係なくごちゃ混ぜに並んだ中から、ピカッと目立つデッサンをピックアップ!大勢の中で目立つデッサンってなんだろう?考えましょう!
いつもと違うアトリエでいつもと違うメンバーで、良い緊張感の中で制作できました。自分を見つめ直すきっかけになったと思います!
学生の作品から秀作を紹介します
まずはあつあげどんから
A.Kさん

顔の印象がとても良いです!顔が似てるだけで雰囲気良く見えます!体にはまだ形の狂いを抱えていますが全体の中でもとても目立っていました〜
K.Kさん

彫刻科的にはついつい色味のところに目がいってしまいますが、デザイン科の先生に姿勢の部分を褒められていましたね!モチーフ自体の姿勢も作者の姿勢もキリッといています!
T.Kさん

少し誇張しすぎな感じも若干しますが見上げの印象がダイナミックに表現されています!良い色味〜
A.Oさん

すごく自然さのあるデッサンです。全体を満遍なく観察して1枚の絵としての雰囲気を作っています!
そしてぷてぷてクラスです!
こちらもデザイン科との合同デッサンで良い刺激を受けました〜
その刺激の結果をどうぞ〜〜
K.Kさん

明快な炭使い!目を引きますね〜モチーフのジョルジョにピッタリです!!
R.Tさん

顔面カッコいい〜手前の肩も見上げの感じが魅力的!!
N.Nさん

石膏の触り心地がわかるデッサンですね〜良い感触です
そしてもう一枚!

連続webアップ!この位置は、決して映える場所では無いのですが、流石ですね〜豊富な炭の発色!魅力たっぷりの画面です〜
合同課題の期間中には2人のデッサン名人による対談イベントも行われました。


2024年から始まった「すいどーばた名人コンクール」(7月開催)
デザイン・彫刻・日本画・工芸の4科から参加した学生&講師の中から最も優れたデッサン、名人を決めるコンクールです。
その初代名人であるデザイン科講師 堀口先生と、二代目名人の彫刻科 小野先生のスペシャル対談でした。デッサンについて語り合える相手がいる、そんな環境こそがどばたに通っている学生にとっては何よりの強みです。今回はデッサンのエキスパートである両雄の浪人時代やデッサン論を聞ける貴重な会となりました。浪人生たるもの、二人のように小一時間平気で語りあえるぐらいデッサンと向き合いましょう!




