クリスマスイヴの優秀作品

芸大Aコースは奴隷、板木、鉄枠の組みデッサンでした。3つの構成と、質感表現が大切になりますね。また置かれている状況から生まれる空間を意識していきたいですね。時間的な問題もあり完成までは至りませんでしたが、今回はその先の完成が見えてきているデッサンを紹介します。

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芸大Bクラスです!今日はモデルさんを作りました。人間らしいプロポーションを合わせつつ生命感を表現したいです。粘土からなにか体温が感じられるまでやりとりしたいですね。

R.Mさんの塑造
のびやかな印象が心地よく目を引きます。粘土の質感がしっとりとして人間の体温を感じます。良い作品になったと思います。エクセレント!
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H.Gさんの塑造
魅力ある形態感が生まれました。豊富なやりとりの結果内容のある作品になりましたね。グット!
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R.Tくんの塑造
柔らかさに魅力を感じます。モデルさんの女性的な優しい雰囲気がでていて、良い作品になってきましたね。ハイサイー!
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M.Kさんの塑造 現役生です!
見ていて楽しくなる作品ですね。色々な形がリズミカルに生まれいきいきとしています。良い調子です!ナイス!
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後期塑造強化コースは動物の骨と葱、リンゴの構成でした。

いくつか良い集中力を感じる作品が出てきたように感じました。大きく広げていくのも良いですし、シンプルな構成の中でじっくりと追い込んでいくのも一つの道ですね。

このような構成課題では、一度徹底的に造り込んで、その世界観を体におぼえさせるのは大切だと思います。

K.Sさん:こちらもシンプルな構成に絞り込んで、一個一個のモチーフをしっかりと掴まえながら、猿の頭骸骨も良い造り込みです。
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N.Nさん:粘土で作った下の平面の緊張感や、人頭骨の追い込みなど、高い集中力を感じます。
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S.Aくん:イルカの骨を空間的に配置してダイナミックな構成に挑んでいます。末端への造り込みも丁寧で良かったです。
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T.Mくん:ライオン頭骸骨の質に向かうことで自分の粘土の質感を一段越えてきたように感じました。成長を感じますね。
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K.Oくん:バランスに気を付けて質感もしっかり出せてきました!塑造コースでグングン伸びてきてますね。この調子でいこうー!!
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A.Sくん:こちらは象の頭骸骨。リンゴで支える絶妙なバランスで大変そうでしたが、それぞれの密度が上がってきたし、やはり、象は迫力でますね。
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この記事について

このページは、彫刻科教員が2010年12月24日 16:45に書いた記事です。

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