友人像とミロのヴィーナス

今日こちらのクラスはミロのヴィーナスのデッサンでした。
トルソですが、せっかく全身像も地下に置いてあるので全体の動きの流れをしっかり見ましょう。
立脚と遊脚の関係・足先から頭頂部へかけての背骨の流れ・上体の傾きが綺麗な関係性を持っています。

さて今回のデッサンはその動き、それによってできる空間をもう少しで掴めそうなデッサンが多かったように思います。トルソになるので、まずは腰回り・立脚・遊脚と頭部が画面の中でどのような位置、ピントの合方になるかをしっかり捉えましょう。

R.Mさんのデッサン
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光の状況が上手く捉えられ、木炭の調子には柔らかさがありますね。無理に描き込みはせずに、全体感を気にしながら作者の視点と状況設定が見えてくるデッサンですね。

ここからは友人像。体、首、頭部の形をしっかり捉えながら、表情に一段迫っていきたいですね。

R.Mくんの友人像です。
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形を選ぶ仕事が入ってきて、形のシャープさ、密着感が増した気がします。メリハリが出ましたね。

N.Nさんの友人像です。
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動きや傾きのつながり感が、ゆったりと安定しています。再構成しながら量を置いてきていますね。

K.Sさんの友人像です。
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首から頭部の空間をフワッとやわらかくつかまえてきました。大きく空気を動かしていく仕事が気持ちがよいですね。

K.Tさんの友人像です。
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粘土付けや表情へのアプローチを楽しみながら作れています。迫っていくリアリティーが良いですね。粘土が喜んでいる感じがしますね。

N.Sくんの友人像です。
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最近実技に熱気を盛り込めているN.Sくん。顔面の生き生きとした仕事が作品全体に広がってきました。強い生命感を感じる作品です。

Y.Uくんの塑像
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全体をそつなく捉えてきてますね。派手さはありませんが、安定はしています。でも、もっとグイグイ攻めていっても良いと思います。

T.Aくんの塑像
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攻め気がいいですね。形がバラけるぎりぎりのラインで踏ん張れるようになってきました。
次回はぐるりと形が一周つながるように頑張りましょう!!

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このページは、彫刻科教員が2011年2月12日 16:55に書いた記事です。

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