組石膏とモデル首像

今日の組石膏は、フォーンと馬頭、ミロののヴィーナスでした。
まずは構図をしっかり選びたいですね。そして描く前に自分のデッサンの仕上がりイメージを想像してみて下さい!自分の座った位置から感じた臨場感を、表現出来ると良いですね。

A.S君のデッサン
2011_02_21DSC_5103.jpg
逆光側で、上手く光を利用した迫力のあるデッサンですね。

N.Nさんのデッサン
2011_02_21DSC_5106.jpg
逆光側に積極的に挑んでいますね。形を描きつつ空気が感じれています。

R.M君のデッサン
2011_02_21DSC_5104.jpg
光が綺麗です。視点が明快で厚みも出てきましたね。

M.Hさん(現役生)のデッサン
2011_02_21DSC_5105.jpg
まだまだ行けそうですが、モノとモノの関係性が明快で良いですね。

R.T君のデッサン
2011_02_21DSC_5107.jpg
出だしからスッキリ空間が見えていました。この言い切りが良いですね。

S.A君のデッサン
2011_2_21_DSC_5101.jpg
フォーンとミロのヴィーナス、馬頭の間に流れる空気感が面白いですね。

H.Gさんのデッサン
2011_2_21_DSC_5108.jpg
単調になりがちな構図のチョイスですが、実直にモチーフの関係性を追えています。


今日こちらのクラスはモデル首像でした。試験までの通常カリキュラムでは首像や動物などの生もの系は最後になりますね。首像の場合は骨格的な繋がりを捉えつつ、モデルさんの持つ佇まいや特徴をしっかり見ていきましょう。

Y.Uくんの塑造
2011_2_21_DSC_5086.jpg
塑造には、やはり安定感のあるY.Uくんですね。体から首、頭部へかけての流れが奇麗に出せています。

A.Mさんの塑造
2011_2_21_DSC_5097.jpg
こちらも頭部と首の繋がりが奇麗に出ていますね。粘土の色味にも幅があって、作者のやりとりの視点の広さを感じます。

M.Kさん(現役生)の塑造
2011_2_21_DSC_5090.jpg
最初の作り出しに不安定さがあるものの、最終的にはガッツリとした強さのある塑造になりました。後頭部をもっと見ましょうね。

M.Aくんの塑造
2011_2_21_DSC_5093.jpg
全体に手が行き届き、勢いを感じる首像になりました。これまでになく一つの作品として言い切れましたね。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2011年2月21日 16:20に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「OPENコンクール「塑造」手」です。

次の記事は「女性首像と組デッサン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。