彫刻科を去る三名からご挨拶

この3月で講師の西澤利高、山口諒子、夜間教務の朝のりこの三名が彫刻科を去ります。
三名から挨拶を頂きました。

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山口諒子

長くもあり短くもあった4年間、昼間部の講師としてそれぞれの道へ旅立っていく生徒達を見てきました。
楽しかったり悔しかったり苦しかったりと、色々な思いを経験しながら成長していく生徒達と共に、私自身も学びそして成長することが出来たのではないかと思います。

4年間、本当にありがとうございました。
みんながこれからどんな作品をつくるのか、そしてどのように成長していくのかが楽しみです。

またお会いしましょう!

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西澤利高

すいどーばた彫刻科に携わった5年間、最後の一年は自分の制作との兼ね合いであまり関われなかった事、先ずはお詫び申し上げます。
さて、ここでは講師と学生という立場の違いはありましたが、同じ様に理想と現実の差異にもがき苦しむ人間同士なんだということをいつも思って指導をさせて頂きました。
受験予備校ですから学生の皆さんはいろいろな思いで三月四月を過ごしていることと察しますが、自分の場合は日常を顧みても努力と結果が比例しないことなんてよくある話で、己の都合に関係なく時間はどんどん過ぎて行きますからいちいちへこんでいても仕方ないと考えています。
昨年ある展覧会会場にて澄川喜一先生にお会いしました。澄川先生は皆さんご存知の東京スカイツリーの意匠監修を手がけ藝大でも教授、学長をされた大家です。その時先生は私に「オレも頑張るからお前も頑張れ!!」と仰って下さいました。実はこの台詞を頂くのは初めてではないのですが、やはり彫刻家の言葉には厚みと力強さがあり心底励まされます。
私からも、一喜一憂されている皆さんにメッセージを送ります。

オレも頑張るからお前も頑張れ!!

この言葉を言われてありがたがられる存在になる様、私も精進していきます。。

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朝のりこ

3年間という短い間でしたが、教務として大変お世話になりました。
目標に向かって真剣に制作に取り組んでいる皆さんの姿を見て、私も頑張ろうとひそかに元気をもらっていました。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
今までありがとうございました!

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2016年4月 6日 11:36に書いた記事です。

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