ニコ鳩!

今日のニコニコ21クラスの鳩塑像。
やはりかなめは「ハトらしさ」。
いくつか秀作をアップします。


R.Mさん
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自由です。彼女の塑像のセンスにはいつも唸らされます。
ドバトか?というとややキジバトやもう少し違う鳩の仲間になっていますがそれを補って余りある確かな技術と表現力です!

K.Iくん
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作り込みのちからには定評のあるK.Iくんです。やや硬い印象もありますが今回は鳩らしさと作り込みの緩急のバランスでよいフィニッシュになったと思います。

Y.Mさん
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こちらも決して派手ではありませんが前半から鳩らしさが自然に出ていました。この角度からはわかりにくいですが首の動きがとてもハト!でした。

M.Sさん
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入学5ヶ月目のM.Sさん。前期のガッツある努力が確かに実ってきています。ドバトのプロポーションばっちりでいい背中です。地山もかっこいいですね。

Y.Uくん
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うん!自然にドバトですね。最初のクロッキー3時間が効いたかな。作り込みはもっと行っちゃいましょう!えっ!って言ってましたがもっとです!笑

Y.Koくん
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はからずも上のY.Uくんのものと補完し合うような関係になりました。ドバトらしさではあちらにやや軍配ですが、意図を伴った柔らかい作り込みの表現力ではさすがの実力者。後半戦じわじわと迫ってゆきました。

R.Fさん
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頭部の厚みなどがまだ鳩になり切らず、また全体にまだ荒い作りではありますが、動きがすごくハト!で目を引きました。今までなかなか完成度に繋げられない時間が続きましたが構成のセンスには常に一目おかれるものがありました。このポーズで作ってみようという挑戦を含んだ決断がすごく良かったと思いますよ。


K.Oくん
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こちらは放課後の地道な自主練が実った作品。
とてもレアな石膏像「カマトギ」のマスクと両手の構成。
マスクの形態、ボリューム、そして顔の表情に対して、両手の指の表現や切り方のバランスなどが心地よくリズミカルな空間を作っています。
カマトギ像は芸大の石膏室に全身像があります。現物はフィレンツェのウフィッツィ美術館。ギリシア・ヘレニズム期のとても面白い彫刻です。

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この記事について

このページは、彫刻科教員が2021年10月28日 19:35に書いた記事です。

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