夜間部デッサンレクチャー

今年度は、4月はあえてレクチャーを行わず、学生の新鮮な感覚を活かして実技に取り組んでもらいました。
そして5月後半、学生がさまざまな経験を積んできたタイミングで、昨日・今日の2日間にわたりデッサンのレクチャーを実施しました。

〜1日目〜
嶋田先生によるスライド(なんと驚きの140枚超え!、!!)を用いた、たっぷりの解説からスタート。
2025_05_27_IMG_7656.jpg
2025_05_27_IMG_7651.jpg
道具の使い方はもちろん、現象の見方や「なぜ大学では石膏デッサンが課題として出題されるのか?」といった深いテーマまで、丁寧にお話ししてくださいました。


2025_05_27_IMG_9403.jpg
その後は、デスケルの使い方のレクチャー。
2025_05_27_IMG_7687.jpg
約20分間、デスケルで確認すべきポイントも解説しながら、実際に制作してもらいました。
しっかり使えば心強い味方になりますが、雑に使えば"悪魔"と化す...そんな恐ろしさもある道具です。怖いですね〜。

〜2日目〜
この日は小柳先生も加わり、さらに充実したレクチャーとなりました。
今度はあえてデスケルを使わずに描き進めてもらいましたが......
2025_05_27_IMG_7686.jpg
なんと、45分でこのクオリティー!
デスケルがなくても、クロッキー力がしっかり身についていれば全く問題ありません!


2025_05_27_IMG_7680.jpg
こちらは嶋田先生の作品。
同じく45分制作です。堂々とした構図とたっぷりと乗った炭。
この出だしができれば、もう"勝ち"と言ってもいいでしょう!

学生の作品からもなかなか良いのが出ました!その中から2枚ご紹介します!

C.Mさん
2025_05_27_IMG_7689.jpg
ずっしりとしたブルータスの印象がこの時点でしっかりと出ています。このまま進められればよくなる未来が見えますね!

H.Oさん
2025_05_27_IMG_7688.jpg
う〜〜ん安定感あります、良い描き出し!!!

時間をかけてレクチャーの内容を粗食し、自分のものにしていきましょう!!頑張るぞっ!

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

この記事について

このページは、彫刻科教員が2025年5月27日 19:56に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「アツアゲなミロヴィ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。