いよいよ芸大間近ということで軽く長文
ブルータスは顔面をミケランジェロ本人、その他の身体、コスチュームは弟子が彫ったのでは?と何処かで聞いた事がある。後頭部の未完成に対して身体の完成具合のチグハグ感でそんな話が持ち上がったのだろう。1つの彫刻に未完と完成が同居するのはどうなの?と思うが、飲み屋で歳上のダ・ヴィンチを筆が遅いとからかったミケランジェロの気性からすればうなづける話か。かわってブルータスやメヂチなど顔面を左に向けている像は、左利きだったミケランジェロはノミが入れやすく彫りやすかったと思われる。左利きは左から右へノミを走らせるから、(ちょっとイメージがわかない人は、人のほっぺをビンタするのを想像してもらいたい)しかし奴隷は右をしかも上を向いている像だ。これは左利きでは非常に彫り辛いポーズだ。例えば我ら小川主任のセーラー服姿を想像した時くらいに辛い......
絵画、素描はタッチの方向からミケランジェロは右手で描いている事が確認出来るが、奴隷に限っては右手で彫ったのか?だとしたら稀有な器用さである。一方的だが過去とのコミュニケーションは何だか嬉しい。
R.Tさん

何処にも造りに力みが無く、モチーフへの迫り方にストレスを感じないですね〜それは色々な方向(多角的)からのアプローチの恩恵だと思います。制作の姿勢、参考になります!




