メジチ、グデアの模刻と組モチーフ

R.Kくんの塑造です。
実技、表現に強い責任感を感じます。顔面の造り込みで頭部と首のバランス関係が少し崩れましたが、見比べるデッサン力と作って行く意識が噛み合い始めています。

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こちらは組モチーフです(とげ抜きorうずきまるビーナス、パイナップル、ワイン瓶)。単体でのデッサンとは違い、モチーフそれぞれの比率、配置の関係、固有色、質感の差、などなど要素の種類のひろがりはかなりあります。位置によってモチーフとの距離や角度、光線状態も様々ですので、色々な答え方があると思います。どこに反応し、どこを見せ場にするか、絵心が必要とされますね。

m.mさんのデッサン
近い、遠いを空気遠近法だけではなくもう一度観察を通して違いを出しています。モノとモノとの間の空気を少し感じます。一瞬、時が止まったように見えるのはその為でしょうか?

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こちらは別カリキュラムで取り組んでいた、Y.U君です。
へそから肩にかけての光と形態感の関係がとても綺麗に捉まえられています。ちょっとずつ頭部や足にもその光のつながりが出て来ています。持っている塑造力、デッサン力に表現がついてきましたね。

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このページは、彫刻科教員が2010年6月23日 16:59に書いた記事です。

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